●更新日 07/04●
三菱の真相 2
前回、『三菱の真相』にて、杜撰な管理体制が明らかになりました。 ・内部の事情 (1) 従業員(営業以外)は、身内や友人には三菱車を薦めない。身内が車を買い換える時には、「他メーカーの車を」と言っていました。営業の方は、売らないと成績にならないので、身内に買って貰う事も多いようですが。それでも家族の安全の事を考えれば……。 (2) 入庫した車の故障箇所がどうしても解らない時、過去の事例(この部品を変えると直るかも、の様な)をまとめた秘密CD−ROMが存在します。 これは三菱自動車工業(メーカー)と三菱ディーラーにしか無く、一般の自動車修理工場には一切公開しません。 こんな部分からも隠蔽の体質が見え隠れしてました。 (3) 前回はリコールに関しての話を書きましたが、それ以外の故障も酷いものです。 車種によっては、かなりの確立で雨漏りして、車内が水浸しになったり、ブレーキ周りから異音が出たり……。 挙げ始めたらキリが無いです。 ・購入者さまの声(ディーラー編) 三菱車を購入された読者様から質問や、車に対する苦情を頂きましたので、その回答をさせて頂きます。 以下、赤字が読者様からのお言葉 (1) 納車時にシートを固定するボルトがいきなり外れていた (2) 納車時に車速センサが切れていた (3) サービスキャンペーンでの態度が悪い 以上の3点に関しては販社(ディーラー)のミスですね。 (1)(2)に関しては、リコール作業とかでみんなヘロヘロなので、正直ミスは多いです。 パンクしてタイヤの交換とかした経験のある方は解ると思いますが、車の整備は結構体力が必要で、朝から作業をして、深夜になると体力も無く、判断力も低下します。勿論、お客さんの命を乗せて走る車を整備してるのは十分に承知しています。 ですが正直、整備士のキャパシティを大幅に超えるくらいの台数が入庫して来ますので……。 それから、新人メカニックが作業してる場合も考えられます。 新人メカニック(整備士の専門学校を卒業して新卒で入ってきたメカニック)は、大体どこのディーラーでも最初の3ヶ月は試用期間と決まっていて、整備はおろか、車を動かす事さえ許されず、作業はほとんど洗車のみです。それから先輩メカニックに少しずつ作業を教えてもらって、だんだん仕事を覚えていくのですが、三菱に関しては、そんな余裕など無いので、新人であろうと、どんどん作業をやらせます。みんな忙しいので、作業を監督してくれる先輩メカニックがいない場合も多いです。 (3)に関しては、やはり三菱車の特性上、毎日の様にお客さんが怒鳴り込んで来ます。 サービスフロントはリコールが出ると、1日に沢山のお客さんの処理をしなくてはいけないので、1人1人のお客さんへの対応が適当になってきます。 態度が悪いのは仕方ないとは思いませんが、あの状況下ではそうなってしまう事もあるかと思います。 社員にも信用されていない三菱車。いえ、“知っているからこそ”なのかもしれません。 今まで沈黙を守っていたその影が明らかになろうとしております。 次回は、“三菱を語る上で外す事の出来ない『GDIエンジン』”について触れてみたいと思います。 このシリーズでは、購入者さまや関係者の皆様の情報を募集致します。怒りの声をお聞かせ下さい。 探偵ファイル・キム |
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