〜 リスクとお金は紙一重 〜 1日で数万円・2週間で数十万円・・・ 高額バイトとして有名な「治験」(医療アルバイト)読者様からも調べて欲しいというメールを頂いたので、治験施設で働く人にお話を聞いてきました!これが治験施設の実態です!! ―「治験」はどのような事をするのですか? 治験はあくまでボランティアです。主に発売前の薬類を試してもらって、その効用・安全性を調べます。 ―どうやって治験者を募集するのですか? 多いのはインターネットです。 あ、治験希望者に「治験の紹介をする」といって紹介料を取る悪徳業者がいるのですが、そういった業者の紹介を受けたことが分かったら断りますよ! ―募集の条件・拘束時間・謝礼金・待遇は? 条件は成人してて体が健康な男性が多いですね。時々女性や不健康な人を対象とした治験もあります。 数日にわたり入院する場合、人間性に問題ありと見えた方はお断りすることも。 拘束時間は数時間〜2週間位までが多く、その間は施設に入って頂きます。 謝礼金は1時間あたり約800〜1200円。あとは採血1回で1000円とか細かい金額設定が。 拘束してる時間はずっとカウントしますので2週間で数十万になりますね。 待遇は検査の時以外は施設で寝たりゴロゴロしてればいいだけだから、良いと思いますよ。 ―治験の面白い話を教えて下さい! 例えば「採尿」の治験の時は、治験期間が終わるまでずっとオナニー禁止なので長期間に及ぶ治験になると男子トイレに「オナニー行列」が出来るんですよ! ・・・いくら隠れてオナニーしてもその後の検査で成分調べるのですぐ分かりますが(笑) ▲イ、イメージ画像ですよ! そして「極秘情報を教えて下さいっ!!」と聞き出したところ、 ・「ヤバイ治験なのに安い謝礼金しか出さない施設がある」 例えば「新薬」で初めて人間で試験するのに安い謝礼しか出さないとか。危険度がゾロより高いのにね。 ※ゾロ=特許が切れたあとに発売される類似薬品 ちょっと違うが、Aっていう既に発売されてる薬が肝硬変を誘発するってことが分かった。 それが分かってて、治験でその薬品の類似品の試験をやってしまった例もある。 ・「試験規定にある休薬期間を無視して、同じ人で治験した」 例えば、治験て基本的に拘束期間が長いからボランティア(治験体)が不足すると、施設の方が19歳だと分かってて20歳ということにして試験をしたりするとか。 その理由は 「治験施設は薬の大切なデータを得ないといけない」 ↓ 「だけど試験する人数がそろわないとデータにならない」 ↓ 「試験の依頼がこない」 ↓ 「収入にならない」 だからデーターが不完全になろうとも人数をそろえようとするんですよ。 ・・・製薬会社から薬の試験の依頼を受けるのが治験施設の商売です。 別に国の施設じゃないから資本主義なんですよ。 あと最後に 「動物実験の段階で死亡例が出たのに、人間へ試験した薬もある」 もちろん具合が悪くなったら中止して、それまでのお金と治療費を払いますよ。 このケースで払わなかった施設もあるようですが。 との返答が・・・。(やめてくれよ) 一部の施設だと思いますが、この様な施設があるのは事実です!どうやら 「高額」のリスクは「治験者」の目には見えないとこにあるようですね。 ( 探偵ファイル・えりす&千明 ) |