働く人の憂鬱シリーズ
〜 オフ会幹事の憂鬱 〜


今回は少し趣向を変えて、インターネット上での「オフ会」を開催する幹事さんにお話を聞いて参りました。
「ウチもオフ会開きたいけど、幹事ってどんなことをすればいいの?」など、幹事になりたい人の持つであろう疑問をぶつけてみました。

「興味はあるけど、オフ会ってどうなの?」とお考えの方にも参考になると思います


――まず、主催されているオフ会の概要(活動内容、幹事や参加者の人数など)を教えてください。

僕が主に主催するのは、歌うことが好きな人で集まって、カラオケを楽しみましょうな会です。
午前11時から午後7時まで8時間カラオケと、打ち上げのような感じでそのままみんなでご飯を食べに行く2次会との2部構成です。
参加人数は30〜40人くらいで、幹事団3人と、人数確認や移動、グッズ等の作成を手伝ってくれるスタッフの方5人と計8人で運営しています。


――活動に際して、幹事やスタッフは具体的にどのようなことをされるのですか?

オフ会当日までは、参加者を募集するHPの管理、参加者への連絡や名簿作成、お店等の手配が主な仕事です。また、当日の活動をスムーズにするため、各部屋に置く集金用の袋や、歌ったデータを記入する曲リスト等のグッズも作成します。当日は集金やトラブル対応、移動時の誘導をして、会後は曲リストのデータ化等を各人に割り振ってこなしています。

写真
△某掲示板の定期オフ板。自サイトがなくても頑張れば幹事になれる・・・?


――このオフ会を始めたきっかけは?

もともと遠方の友人でそういったオフ会を開いている人がいて、うちの地域にはあまりないから作ったら?といわれたのがきっかけです。
しかし、わたし一人では大変だな、ということで友人一人に声をかけて、二人ではじめました。


――「幹事やっていてよかった!」と思えるのはどんな時ですか?

やっぱり参加者の人に「すごく楽しかった!また遊びに来ます!」っていってもらえると、よかった!って思いますね。
そう言いつつ、二度と来ない人とかもいますが(汗)

なので、一番うれしいときは2回目来てもらえたときですね。
「あぁ、この前のは社交辞令じゃなかった(笑)!!」みたいな(笑)。


――逆に、幹事ならではの苦労を感じる時は?

そこそこ大人数になってますので、二次会とかも予約必須なんですよね。
カラオケのお店はかなり柔軟に人数変更に対応していただけるのですが、お料理はそういうわけにも行きません。
なので「二次会に参加する人は必ず前日までに連絡ください」としてあるのですが、やはり当日一緒に歌ってみて、「二次会は行かないつもりだったけど、すごく楽しかったので参加してもいいですか?」と言われると、すごくうれしい反面、「うわー、予約変更きかないカモ!」とあせりますねぇ(苦笑)。
大所帯になると人数の確認、場所の手配等が本当に大変です。


――笑い話や裏話があれば教えてください。

こんな会やってますので、わたしにはよく歌のことで相談のメールが来るのですが、

「下手でもうまく聞える歌を教えてください」とかきても、そんなのわたしが知りたいです(苦笑)。
「来週の結婚式に歌う歌を決めてください」とか、そんなのわたしに決めさせていいのかと(笑)。しかも来週って(汗)。


――これからオフ会の幹事をやろうと思っている人に、 知っておいてもらいたいことは?

幹事といってもあまり気負わずにいていいと思います。
場所の確保、集金の徹底、人数の確認。
この3つさえきっちりできればあとはどうにでもなるかなぁと。
押さえるところをきっちり押さえて、自分も楽しむことを忘れずに。
幹事が楽しんでるオフはみんなが楽しめるオフになると思います。



――その他、言いたいことがあればどうぞ。

正直、オフ会というものに抵抗がある人はいると思います。
ただ、インターネットを通じて、本来ならば出会うはずのない、同じ趣味を持つ人と知り逢えるということは、かなり面白いことなんじゃないかなぁと。
なので、興味ある方は一度参加してみてほしいですね。
ただ、参加するときは時間厳守で。やむを得ずこれないときは要連絡
連絡もなく現れない人とかもう心配で仕方ないので・・・。



( 探偵ファイル )

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