死刑では終わらない 2
〜 あの男の現状 〜


前記事「死刑では終わらない

東京世田谷は南烏山。
オウム教団の中でも最もメディアに露出した人物・上祐史浩氏の住むマンション。
代表兼旧法人問題担当という上祐氏には、麻原死刑判決や近隣住民との問題などについて色々と話を聞きたいのであるが、前回記事の通り、現在オウムの窓口は機能していない。


ならば……、




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自らその手でピンポンするしかない。





過去あれだけ大きな事件を起こした集団の幹部の部屋。果たしてその結果、待ち受けるものは何なのか。
ドアが開いた瞬間何か撒かれたりはしないだろうか。それとも堂々と現れ、こちらの質問に対し“ああ言えばじょうゆう”のか。様々なパターンを想定してしまうのであるが、そもそも普通、こういうところは一人で来てはいけないものだろう。
なぜ同行クルーがいないのか。
そんなことを考えても仕方ない。マンション前では警察の監視もあるわけだから、何かあった後(では遅いけど)助けに来てくれることだろう。(ただしここは外から全く見えないのだが……)

緊張の瞬間。



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ピンポン。



……。



……。



……。



応答なし。





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居留守か。




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部屋の窓、換気扇は閉めっぱなし。外を回ってみても全ての窓が閉まったまま。
「修行に専念している」という話もあるが、実情を考えると外には出づらいのが現状。

●現在オウム(アーレフ)は毎月1000万以上という多額の被害者賠償金を支払わなければならない状況。昨年は支払い遅延の言い訳としてか、上祐氏はシャクティーパット(信者にエネルギーを注入する儀式)のやり過ぎで倒れてしまったという報道も……。
●上祐氏は一部の信者から支持を得られず、事実上の失脚状態と見られている。ソフト路線を主張していたが、松本被告を「尊氏」と仰ぎ続ける信者と関係がよくないらしい。“内部紛争”→“一部信者の暴走”という構図は一般住民が最も恐れていることの一つである。


結局上祐氏は現在部屋に完全に引きこもった状態であり、どのマスコミも接することが不可能。マンションの一般住民ですら対話ができない状況だ。
オフィシャルページでは“少年法について”から“アトピーの治し方”までQ&Aに幅広く回答していただけに、肝心な死刑判決とその後の教団運営方針についても聞きたかったのであるが……。


※その後も上祐氏については聞き込みを続けたが、収集した情報は下記の通りである。

・現在41歳
・髭がボーボー
・ちょっと前、体を壊した
・腎臓、肝臓が悪いと言っている
・2週間前部屋の廊下をブラブラ
 (その後はわからないが恐らく部屋から出ていない)
・極端に痩せたとか太ったとか、そういうことはなさそう
・外に出るときは裏通路から車庫へ行く。車はベンツ



こんな感じか。



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※次回、オウムによるマンション住民未承諾工事の実態を公開。(自分たちで上祐秘密の出入り口まで作っていた!)



( 探偵ファイル・M )


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