驚異的に売れていた007ゲームに新作
〜 次は日本でブレイクか!? 〜


昨年、全世界で500万本という驚愕のセールスを記録したゲームをご存知だろうか?

日本でも10万本を売り上げた(売れてはいるけど世界に比して少ないのがモノ寂しい……)というそのゲームの名は、



『007 ナイトファイア』
(写真はPS2“BEST HITS”のパッケージ。2004/02/11より2,980円になって再登場 → オフィシャルサイトへ)


「007シリーズ」と言えば、40年以上の歴史を誇るスパイ映画の人気作。若年層への人気はこのところイマイチかもしれないが、「スパイ」という言葉に敏感な探偵ファイル読者の中にはファンの方も多いだろう。

こういった映画モノのゲームは名前負けしながらもネームバリューで微妙に売れる程度というのが関の山ではあるが、この「007」は他のそういったゲームとは一線を画している。本格的アクションゲームとしての高い完成度が、007ファンのみならず多くのゲームファンの支持を集め、世界的大ヒットに繋がったのである。

そんな「007シリーズ」のゲーム最新作が早くも来週11日に発売(前作のBEST版と同時発売)される。日本版は世界に先掛けての発売となるため、我々は欧米人より6日早くこのゲームを楽しむことが出来る。



▲ということで昨日2日に訪れた、エレクトロニック・アーツ社(以下EA社)による新作発表イベント


会場に駆けつけた報道陣は100名近く。新作ゲームの発表会で何故これだけの報道陣が集まるのか。それは、




伊東美咲が来るから(ゲームで世界デビュー)


に他ならない。(写真は新作「007 エブリシング オア ナッシング」のパッケージ。2004/02/11より、6800円で新発売 → オフィシャルサイトへ)

先日「ジュエリーベストドレッサー賞」で遭遇したばかりの彼女であるが、この日はさらにまたセクシー。詳細は本日の芸能情報館・秘蔵写真集を参考にして頂きたいが、このゲームの凄いところは何と言っても伊東美咲がチョイ役になってしまうほどのキャスティング。

脚本は映画作品『007 ゴールデンアイ』など3作品を手がけているブルース・フィアスティンが担当(ゲームのため新たに書き下ろし)。ジェームズ・ボンド役には当然ピアース・ブロスナン、そして音楽にはアメリカで人気のアーティスト・マイアまでもが参加(ゲームにも登場)。ゲーム内の登場人物は俳優の表情や動作がリアルに再現され、俳優本人が声優まで担当している。(名優ウィレム・デフォー、シリーズ最強のライバル『ジョーズ』を演じるリチャード・キールなども参加)

ここまでのキャスティングを整えられるともはやハリウッド映画。「新作映画としても十分通用する内容」と関係者が胸を張るだけのことはある。007ファンであれば、このゲームをやり逃すことはシリーズの映画を一本見逃すのと同じくらい痛いことだと言えるだろう。

そして先ほどにも述べたようにこのゲームの“ウリ”は本格アクションゲームとしても高い評価を得ていること。今回は新しいハイテク装備や新しい機能も増え大幅にパワーアップした上に、PS2の他にもゲームキューブとゲームボーイアドバンスでも発売。日本市場でも大ヒットとなるだけの準備は整い、関係者の鼻息は荒い。



▲穏やかな口調の裏で「こんな凄いゲームやらないなんてどうかしてると思うよ」と言わんばかりの自信を覗かせるEA山本社長。


「エレクトロニック・アーツ」が噛み噛みで言えてない司会者によって紹介された山本社長であったが、「感動モノ」「ベストボンドゲーム」「究極のスパイアクションゲーム」と、氏の頭上には自賛の言葉が次から次に天から降ってくるかのよう。世界中で数々のヒット作品を持つEA社の中でもこれからの柱となる作品。「ボンド・ライセンス」なるものを2010年まで再延長したというだけに、ここで一つ日本市場でも大ヒットを狙いたいところ。満足の仕上がりとなった作品のPRに力が入るのも当然か。



▲伊東美咲を囲みながらのトークショー。この間全てを部下に任せて一言も発しない社長(写真右)の落ち着きぶりが更なる自信を感じさせる。


乗りに乗った女優・伊東美咲の起用によりマスコミにも一気に認知されたスパイアクションゲーム「007 エブリシング オア ナッシング」。一体どれほどの自信作なのか、それはEA社のHP(ゲーム画面の動画もあり充実)をご覧になって頂ければより明らか(オフィシャルサイトへ)。内容盛りだくさんなゲームだけに、興味のある方は11日の発売までに事前勉強をしておいた方が良さそうだ。
(了)



見よ!日本発、伊東美咲の完全美脚!

今スグ芸能情報館GO!!!



( 探偵ファイル・カグウェル )


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