|
〜 男が部屋の前に座り込んでいる! 〜 ※ これは、名古屋で本当に起きた案件です! 依頼者様の許可を得て、記事に致しました。 ある日 我々の事務所に23歳、結婚2年目の奥様からメールが届きました。
このように「男がスリッパを脱いで部屋の前に座り込んでいる」事が、何度も何度も続いたそうです。奥様に付いた、ストーカーでしょうか? あまりの頻度に、奥さんは精神的にまいってしまって、仕事を休職。 心療内科に通い、安定剤と抗うつ剤を飲むようになりました。 不審者のものと思われる車が停まっている場所は知っている為、出かけた時は、そこをわざわざ通って車が有るのを確認して帰るようになってしまったとか。
お仕事を休まれるまでお悩みになるなんて・・・ 早速、奥様とファミレスで待ち合わせをして、お話を伺います。 ![]() ストーカーこと、スリッパ男が所有する車 奥様は、もう外に出るのも怖いらしく、ファミレスの中でも外にその男が所有する車と似た車が走るだけで全身が怯え、過呼吸を起こしかけてしまう様子。 これは調査を急がねば・・・と、奥様より頂いた不審者の情報を元に、まずはその“スリッパ男”の氏名と住所を突き止めました。 スリッパ男の車がある駐車場は、奥様のご自宅から割と近いところにありましたが、住所はもっと近い。 奥様がお住まいのマンションから、50mも離れていません。
![]() スリッパ置き場と現場に落ちていた吸殻(HOPE) その後、スリッパ男がいつも居るという現場へ行き、スリッパ置きをチェック。その際、吸殻も発見しました。 奥様にスリッパ男の氏名、居住先をお伝えして、今後の対処方法を教える事に。 このスリッパ男の厄介なところは、集合住宅の階段に居るだけで、いたずら電話などの嫌がらせをしていない所にあります。 今の所の実質的な被害は「気持ち悪いだけ」。しかも、必ず毎日というわけではないので、警察に連絡しても「見回りを強化します」の一言だけという点にありました。 もちろん、それでもやり方はあるのですが、まずは「頻繁に集合住宅の階段にいる証拠」を集めないといけないので、とりあえずは次に現れたら、即座に連絡をして頂くという事になりました。 翌日(翌々日)の深夜0時12分、私の携帯に「きましたー、スリッパがあるー」と泣きながら電話が入りました! 「なんか、今日はストーカーの様子がおかしいんです・・・」と震えながら声にならない声で恐怖が伝わります。様子がおかしい? これは急がねば。ストーカーをするような人は、元々おかしな人なので、なにがあっても不思議なことではありません。 しかし、たまらないのはすぐ側にいる奥様。まったく災難です。 すっかり怯えきった奥様に私は、「落ち着いて、以前の打ち合わせどおりにしてくださいね」「旦那様はいらっしゃいますか?」「まず旦那様から警察に連絡してもらってください」「私もすぐそちらへ向かいます」 と伝え、バイクに乗って現場へ急行。そしたら運良く?今日は警察が早く来てくれたようで、すでにストーカーは職務質問を受けています。 ![]() 職務質問を受けるスリッパ男 見た目60歳前後のへんなおっちゃんという感じでした。 警察官が来てくれているなら、ここで私が出て行くと話がかえってややこしくなりそうなので、やじうま通行人を装い近くまで見に行きましたが、私に対しても警察官の視線が厳しい。パトカーはサイレンを鳴らしていないので、近所の人も気づかず、住宅地のため人通りも少ない。時刻はすでに0時21分。見物人は私一人。確かに私も怪しい・・・。 とりあえず様子をうかがうと、ストーカーは12月に入って、もう寒いのにスリッパをはかずに裸足で何か言っています。 そいつを車の中に入れ警察官が事情を聞こうとしてますが、 「なにもしてねーよ、うるさいな、もう帰るところだよ」 などと喚いているようでした。 この後、警察官がスリッパ男をパトカーに乗せ、連行して行きます。 ストーカーが連行された報告を電話で行い、まだお会いしていなかった旦那さんに、ご挨拶と今後の方針を相談し、「奥様をがんばって守ってあげてくださいね」と言って帰る事にしました。 〜エピローグ〜
![]() スリッパ男(後日撮影)と、車に有ったタバコ(屋上に落ちていた物と、銘柄が同じ) 翌日、警察官が奥様宅を訪問 「実はのぞきだったんですよ。バードウオッチング用の双眼鏡を持ってきて、どうもここから外をのぞいていたようですねー」「こちらに対するストーカーではなかったのでご安心ください」とのこと。 「スリッパはどうして脱いでいたんですか?」その答えは「音を消したかったから」とのこと。ありきたりの答えですが、階段はセメント地で、12月の真夜中にはだしで歩くにはさぞ冷たかったことでしょう。 警察官の話によると、奥様宅の前の階段にある窓から見える広い駐車場は住宅街に有り、静かでカップルが「車でする」には都合がよいらしく、前にそのスリッパ男が偶然「揺れている車」を見つけてしまったので、その後一番見やすい位置に座って「揺れる車」を待っていたとか。 「迷惑この上ない」 「こちらは本当に怖くて、仕事までいけなくなったのに、許せない!!」 と奥様が言っておられましたが、まあ、なんにせよ無事に解決してよかった。 今回は結局なにもなかったからいいのですが、こんなケースばかりではありません。 怪しい人がいたら、まず探偵にご相談ください。 私達はあなたの味方です。
( ガルエージェンシー千種 )
|
|
|
|---|