二次元を愛する男たち
〜 ホントの女怖い 〜


今まで探偵ファイルは記事として、様々なサブカルチャーを扱ってまいりました。
しかし、本当のマニアの方々から見れば、その記事の内容も、まだまだ序の口レベルなのだそうです。。
そんなコアなマニアの方たちの中には、冗談ではなく本当に“二次元(漫画・アニメ・ゲーム)の少女しか愛せない”方がいらっしゃいます。
今回は、そんな方達に色々とお話を訊いてみました。
ホントのところ、ドーヨ?

写真 写真
 ▲M氏(32歳)      ▲W氏(23歳)
   会社員         無職(引きこもり)
  独り暮らし         実家で両親と

―――いきなりですが、本当に二次元が好きなのですか?
「だからインタビューしてるんでしょ?」
「…好きです」

―――二次元大好き暦(?)は?
「8年」
「6年」

―――そうなったきっかけは?
「付き合ってた彼女に振られたから」
「最初から」

―――魅力は?
「可愛いし、文句を言わないし、自分のものにしていられるから」
「いつも一緒にいられるから」

―――最初にハマッたキャラは?
『とき○モ』の片○さん
『東鳩』の先輩

―――今ハマっているキャラは?
『ラグナ』のプリたん
「「」」

写真
▲二次元が好きな方が集まる某掲示板。ほとんどの方は笑いのネタとして来るのだが、中には本気中の本気の方も…

―――1ヶ月に二次元モノに使われる金額は?
「15〜20万」
「5〜10万(お小遣い)」

―――下世話な話ですが、H系雑誌の購入や、風俗にも行けると思うのですが?
「そんなもんに行きたくないよ。勿体無い」
「家から出たくないから行かない」

―――更に失礼なお話ですが、お2人の女性経験は?
「前にやったよ。…風俗だけど。もう行かない」
「…無いです」

―――やっぱりコミケとかには行かれるのですか?
「当たり前ですよ」
「お母さんに買って来てもらう」

―――三次元(実際)の女性ではダメなのですか?
「うん。さっきも話したんだけど、当時付き合ってた彼女が居たんだけど、文句ばっかり言う人でね。可愛いし、ホントに好きだったんだ。結婚も考えてた。けど、酷い事言われて別れちゃって…。そんな時にゲームやってハマって。全然、文句言わないし、裏切らないし、俺の事好きになってくれるから。ホントの女はうるさいばかりで嫌いだよ。いらない」
「…恐い。昔から何だかんだと、俺に文句言って来て。いつも陰口ばっか言ってて。虐めるし。男もそうだったけど、女はもっと酷かった。あいつらに見られるのが嫌だから外に出なくなったし。第一、女の方が俺の事嫌がるから話せないよ。“オタクキモイ”って。恐くて話せない。どうせ嫌がられるから…」

―――それ(今の生活)で満足しているのですか?
「失礼だなぁ!ほっといてくれよ。何も悪い事してないだろ?」
「いいよ。少なくても、嫌な事は無いから」

―――言いたい事があったら是非
「キムさんとか、これを見てる奴とか、絶対俺達の事バカにすると思う。でも、(読者の中に)仲間もいっぱいいそうだよ。きっと俺の言ってる事、解ってくれる人いると思う。たまたま俺が話しただけだよ。迷惑を掛けている訳じゃないんだから、いいじゃん」
「久しぶりに外に出た。なかなか良かったよ。でも、もう帰ります…」


Mさん、Wさん、本当にありがとうございました。特にWさんには無理を言って申し訳ありませんでした。
今回の記事は、「何を今更…」と言う方々と、「本当にこんな人いるんだ」という方に分かれると思います。信じられないかもしれませんが、実際に二次元を愛する方は年々増えております。
実際の女性と“口を聞く事が出来ない”、“話せない”、“女が恐い”と、理由は様々。
私も漫画は好きですし、そういう話で盛り上がる事がありますので、この傾向を否定する事は出来ませんし、権利もありません。
世界的にも、日本のサブカルは大きく広まっております。これも1つの文化である事は間違ないでしょう。
何を愛するかは、本人たちの自由。絶対に裏切らない、自分だけへの笑顔を見せてくれる天使たち。彼らは今日もモニターに写る女の子に想いを寄せている事でしょう。





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