第37回モーターショー(後編)
〜 この車にしびれろ! 〜


遅くなってしまいましたが、モーターショーのレポ後編をお送りしたいと思います。
厳選した車をご紹介させて頂きますね!



◆ トヨタ ◆


『Fine−N』。
日本最大の車メーカートヨタが発表した燃料電池自動車Fine−N。4つのホイールの中にモーターを内臓しており、モーターを燃料電池で駆動します。4輪独立駆動制御も可能で燃料システムの高効率化により、優れた走行性能を発揮するとの事です。
外観からも御分かりのとおり、運転席からの視界も良く大型マルチディスプレイやCCDカメラ対応のサイドミラーを搭載しているハイテクハイブリッドカーです。


『PM』。
「であう」「つながる」「あつまる」というコンセプトの1人乗りの電気自動車。「乗る」というよりも「着る」という表現が似合う外見。
この車の特徴は外見だけではなくキャビンと足まわりが分離構造のため、走行状況に合わせてホイールベースが変化します。
乗降時はキャビンが起きた状態となり、乗り降りがスムーズで優しい設計。高速走行時はキャビンを寝かせて低重心化するなど、走りに合わせて3種類の基本形状を持っていて、市街地モードでは程よい高さのアイポイントを得るため重心を上げ、高速モードではホイールベースが最長になるとともに、車高も低くなるため、60〜70km/hでの安定した走行が可能だそうです。しかも前輪を左右独立して駆動させる事で、その場での回転が可能で狭い場所での駐車も簡単というのが売り!


◆ スズキ ◆


『モバイルテラス』
要するに、“テラスが動きます”というコンセプトの元に作られたそうです。
燃料電池と動力機構を床下に収納する「Hy−Wire」のプラットフォームを採用する事により、ゆとりのある空間を生み出しています。全長4mくらいのサイズなのに3列シートで6人がゆったり座れる広さを確保しています。観光地を走るのにお勧めな車です。


◆ メルセデスベンツ ◆


『SLRマクラーレン』
搭載されるコンプレッサー付きのV8ユニットは、最高出力626ps/6500rpmを絞り出すあのメルセデスが自信を持って作成したハイパワーマシーン。
フレームはフルカーボンモノコック、トランク周辺を除く全ての外装がカーボン製というF1マシーン以上に強度と軽量に拘った設計はメルセデスだからこそと言えるでしょう。
もちろん、搭載されるブレーキも半端な物ではなくセラミックが使用され強力なストッピングパワーを誇るそうです。


◆ ポルシェ ◆


『カレラGT』。
カーボンモノコックにV型10気筒DOHC40バルブ5.7リッターエンジンを搭載し、NAエンジンでありながら612psの最高出力を誇るそうです。
日本市場向けには当初15台といわれていたカレラGTだが、日本はポルシェにとっても重要な市場の一でもあるので15台では不足気味と言えるでしょう。しかし、その性能を十分に発揮させる場所は、残念ながらレース場以外にはそうはなさそうです。


◆ ホンダ ◆


『HSC』
時期NSXと言えそうな現行NA2型NSX似のスタイリングですが、カーボン&アルミ・コンポジット・モノコックフレームに400psオーバーのV6エンジンをミッドシップに納めた全くの別物。素早いシフトチェンジを可能な6速パドルシフトを搭載し、よりスポーティなモデルになった。発売されるか不明だが、発売の行方が気になるマシーンですね。


◆ ニッサン ◆


『フェアレディZロードスター』
リニューアルされた日産のZだが、ロードスターが10月1日に登場した。約20秒でホロの収納が可能でクーペと違った趣を味わえます。既に販売されているモデルなので誰でも買えるのが最大の特徴ですね。


◆ フェラーリ ◆


『フェラーリ ENZO エンツォ』
フェラーリの次期スーパーモデルとして、久々にV型12気筒をミッドシップに搭載したENZO。
発表前はコードネームFXとして噂されていたが、フェラーリの生みの親であるエンツオ・フェラーリ(Enzo Ferrari)の正式名称を得て発表されたそうです。
ノエアロダイナミクスボディなどF1のテクノロジーを色濃く反映したフェラーリらしいモデルですね。フェラーリ創立60周年記念車として、349台の限定モデル販売されたそうです。価格は日本円にして7000万くらい。手が出せません…(汗)。


◆ マツダ ◆


『楔(くさび)』。
マツダのコンセプトカー。メタル系のクールなイメージが何とも言えない。
力強い顔とホイールアーチ羽ばたく蝶のように左右に開くガルウイング風のツインリフトハッチの2ウエイを採用しているのが特徴。
買い物にも通勤にも使えるスポーツカーがコンセプトだが、この車で買い物に行けるかは別として、すれ違う人たちに注目される事は間違いないでしょう!


◆ ハマー ◆


ハマーはジープの後継車種として米軍が作らせた高機動車輌で全長約4.7メートルで一般の四駆と大差ないが、車幅は約2.2メートルでトラック並み。国産四駆より40〜50センチ幅広。排気量は6.5リットルのディーゼルエンジンは195馬力だが、60kgのトルクで不正地も楽々走行出来るそうです。
ご覧の通り、民間向けモデルですが、この車に乗れば行けない場所を探すのが大変なくらい様々な道を走破出来る事でしょう。


◆ スバル ◆


『インプレッサ』
スバルのWRCマシーンインプレッサ、ここ最近のWRCでは欧州車に押され気味で成績は良くないが、レースを盛り上げる為にもランエボと同様に頑張って欲しいですね。


◆ カワサキ ◆


『ZZR−X』
KAWASAKIのフラッグシップマシーンであるZZRシリーズのコンセプトマシーン。
近未来的なフォルムはさすがKAWASAKIと思いました。と言うか、とても格好良い!後はいつ販売するかが問題なのでしょうけど、たぶん無理なんでしょうね〜。



記事でのご紹介はここまで!本当にまだまだ沢山の車があったのですが、これが精一杯なのです。
とにかく凄い車ばかりでした。個人的には、ダイハツの車椅子用乗用車が興味深かったです。残念ながら、車椅子はその車専用の物となってしまうそうですが、これがどんな車椅子でも対応出来る汎用性を持ってくれれば、足の不自由な方々にも、もっともっと夢を持って頂けるのでは無いかと思いました。
今回の記事は如何だったでしょうか?初のモーターショーに、車オンチの私ですが、精一杯書かせて頂きました。車が好きな方々の参考に少しでもなれば幸いです。


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