|
〜 空を護りしもの 〜 日々肌寒くなり、秋の訪れをひしひしと感じられるようになりましたね。 前回、富士総合火力演習の記事をお送りしました。戦車などが印象的だったと思います。 さて、富士総合火力演習を“陸”とした場合、『空』の存在を忘れてはいけません。と言う事で、今回は、9/21(日)に茨城県で行われました『第22回百里基地航空祭』の模様をレポートしたいと思います。 いや、すっかり自衛隊の方と仲良くなり、このイベントにもお誘いを受けた訳なのです。 相変わらずど素人ですので、ご容赦を。 ![]() 3年ぶりの開催という事もあり、期待していた方も大勢いらっしゃったようですが、当日は生憎の雨…というより、土砂降りでした(汗) 雨と風が非常に強く、とても寒い日でした。それでも、会場には3万人を超える観客が訪れていたそうです。晴れの日だったら、余裕で10万人は来るとか。参加は無料で自由との事ですので、通常の規模は富士の総合火力演習を超えるイベントの様だったのですが、雨で残念でした。それだけ、参加した方は本当に好きな方々なのでしょうね!
![]() ▲『F−15 イーグル』 ▲『RF−4EJ』 これは倉庫(格納庫?)にて展示されていた戦闘機です。 左画像。『F−15イーグル』は、航空自衛隊の主力戦闘機で、主に防空任務をこなす戦闘機だそうです。 右画像。『RF−4EJ』は、イーグルが航空自衛隊の各戦闘機部隊に配備された事で、主任務たる防空任務からあぶれた機体を利用して、偵察機としての能力を与えられた機体だそうです。画像の機体は『元々、戦闘機であった物をそのまま偵察機にしたF−4E』で、画像左下の方に書かれている『シャークの下あご』にあるのがかつての『20ミリ機関砲』の砲口になるそうです(ガトリング砲はその内部)。 どちらも、一般の方に操縦席を覗けるサービスを行っておりました。これは凄い列でしたね。
![]() ▲『F-15イーグル』 ▲『サイドワインダー』 右の画像は、『AAM−9』と言われる日本がライセンス生産している『サイドワインダー』だそうです。敵機の熱源に対して向かっていく『赤外線誘導方式』という機能を持っていて、安価で、軽いのが特徴ですが、航続距離が短い為、敵機が上手く逃げると燃料が切れた時点で自爆するそうです。 ちなみに、このミサイルは直接相手にぶつかって爆発するタイプのものではなく、相手の近くまで来たら自爆し、ミサイルの爆発で飛び散る破片で敵機を切り裂くものです。漫画『エリア88』のように綺麗に命中するミサイルでは無いそうです。
![]() ▲『F-15のエンジンのノズル』 ▲ピッツ 左の画像、F-15は『ターボファンエンジン』といわれるエンジンを搭載しています。エンジン内部は『空気取り入れ口』『加圧用ファン』『燃焼室』『ノズル』と大まかに4段階に分かれています。このノズルを極端に窄めて、燃料を最大に燃やして得られる噴き出す高温ガスを勢いよく噴き出す仕組みを『アフターバーナー』と言うそうです。 右の画像。”ロック岩崎”さんと言うアクロバット飛行をするパイロットの使っている機体です。薀蓄臭くなりますが、このロック岩崎さんはもともとは百里基地の204飛行隊に所属していたパイロットで、かなり腕の良い方だったのですが、途中退職し、アクロバット飛行に目覚めました。アクロバット飛行を各基地の航空祭で行うために最初に門扉を叩いたのは百里基地と言われていますが、奇しくも岩崎さんが退職した時の上司は基地に居たためにあえなく挫折。以後は小さな民間の航空祭などでその人気を高め、今日に至っては航空自衛隊の航空祭に顔を出せるほどの人気を持っています。ちなみに岩崎さんのマネージャーさんは岩崎さんの実の娘との話です。(関係者談)
![]() ▲第204飛行隊 ▲第305飛行隊 左画像。百里基地204飛行隊のエンブレムです。隊のエンブレムである『鷲』が象徴するように百里基地で最初にイーグルを受領した部隊であり、また百里基地に自衛隊が創設以来の古い歴史を持つ部隊です。 右画像。第305飛行隊のエンブレム。このエンブレムは茨城の県木でもある『梅』にちなんでつけられたものだそうです。 ![]() 百里基地の管制塔です。ここから、各機に指令を飛ばしたりする訳ですね。 ![]() こちらは売店として出ておられた『梅組商店』。私は初めてでしたので存じなかったのですが、かなり有名なお店だそうです。近くに居た人々(マニア?)は、「あ、梅組出てるんだ〜」と納得されていましたね。ワッペンや、Tシャツなどを販売されておりました。 ここまでは、展示されていた物の紹介ですが、「肝心の飛行はどうなってるんだ!」と思われている方も大勢いらっしゃったと思います。しかし!残念ながら、天候が不順の為、大幅に中止となってしまったのです。中でも、有名な『ブルーインパルス』が間近で観られると思っていただけに、私自身としても、残念でなりませんでした。 で、当のブルーインパルスなのですが…、 ![]() 飛んで帰っちゃっただけ 天候が悪いので仕方無いと言えば仕方無いのですが、あまりにも「イケズ〜」と言った所でした(TдT) その代わり、頑張ってサービスしてくれたのが、コレ。 ![]() 海上自衛隊から来基した『UH−60』という機体。低空飛行や、垂直に近い上昇を見せたりしてくれました。ちょっと、不満げだった観客も、このサービスには大いに盛り上がっておりました。 ちなみに『UH−60』とは、航空自衛隊の呼び方だそうです。機体の大きさに対して搭載された『ターボプロップエンジン』と回転翼が大きい為、“70〜80度の垂直上昇”ができるほどの高出力を誇るそうです。 ![]() F-15の着陸姿勢での飛行。 ![]() RF−4EJ ファントム偵察機の発進シーン。 ノーズ(機種先端部)下にガトリング砲を収納する出っ張りが無いので、純粋な偵察機だそうです。 今回の記事は如何だったでしょうか?普段目にする機会の無い“戦闘機”を目にし、触れられる航空祭。曲技飛行で有名な、「ブルーインパルス」が自衛隊所属だった事をご存知無かった方もいらっしゃるのではないでしょうか?(私は知らなかったです…) 地上と同様、空にも領空と言うものがあります。そこに無断で進入した場合が、“領空侵犯”となるのです。 空を護りしもの…とカッコよく言ってしまいましたが、航空自衛隊の皆さんは、日々、日本の空を護っているのです。 今回の目玉!参加展示機の写真集はこちら! ★ 航空祭参加機写真集
読者プレゼント!
「梅組商店」さんで販売されていたワッペンを1名様にプレゼント致します。私はよく解らなかったのですが、近くに居たマニアの方のお話だとコレがいいとの事で、コレを選びました。ご希望の方はメールに、「お名前」「住所」「郵便番号」「今回の記事の感想」「探偵ファイルにしてもらいたい事」を明記して下さい。当選者のみメールにてご連絡させて頂きます。(応募締切:2003年10月8日)応募はこちらおまけ ![]() 売店で発見したモノ。自衛隊にはオタクが多いと聞きますが、やっぱり(汗)。『サクラ大戦』のサクラさんですね
( 探偵ファイル )
|
|
|
|---|