テレビの「アキバ系インタビュー番組」の裏側
〜 復活の電脳探偵? 〜


こんにちは。各所で死亡説まで流れているという噂のニセ探偵のTakaです。
さて、一億ヒットというキチガイじみたヒット数を記録するまでになった我が探偵ファイル。その昔はこういうこともやっておりました。



秋葉系を極める

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今や伝説となった山木のアキバ系ファッション

その後、ナウなヤングがよく見ると思われるファッション雑誌などでは、
アキバ流ファッションの特集なども組まれるに至ります。

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ナウなヤングが見ると思われるファッション雑誌より

「電脳探偵シリーズ」は、
まざに時代の最先端を突っ走っていたともいえるかもしれません。
(※ちなみに、「この雑誌はなんだ?」というという答えが予想されるので、先に。「GON」という三流低俗サブカル雑誌の、97〜99年辺りに連載されていた1コーナーです。記事の掲載時期から言って「その後」や「時代の最先端」はどういうことだという細かい突っ込み禁止)


そうだ、この混沌とした時代。

「一億ヒット達成記念・電脳探偵復活祭」だ!

Taka「じゃあ久し振りに例によって“そういうことだから、山木くん!”」

山木「あれ? Takaさん、死んだんじゃなかったんですか? いや、なんか流行の最先端をおっかけて練炭自殺したって聞いたんですけど。香典も払ったのに・・・」

Taka「なんだと( ゚Д゚)ゴルア!久々に登場するなりそれかい! ・・・まあいい、とりあえず一億ヒット記念で電脳探偵を復活させようと考えたワケなのだ。君には期待しているよ、山木君」

山木「いや、僕はもう、責任のある立場なんでやりませんよ。」

Taka「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!」

復活の電脳探偵〜完〜

あっけなく却下されてしまいました。おまけに本人にはまったくやる気はありません。チクショウ!人生守りに入りやがってェ! だいたいあの(以下あまりにも下品なので略)

※この時間は予定を変更してお送りします。

さてみなさん、たまにTVで上記・山木初期型のような電脳君にインタビューしている番組がありますよね?
例えば先月8月4日にテレビ朝日で放映された「スーパーJチャンネル・潜入 美少女都市アキハバラ」や8月28日にTBSにて放映されていたTBS「ニュースの森・コミケ特集」など。

8月28日のニュースの森は「コミケと、この夏開かれたさまざまなマニア向けのイベント」の取材ということで
しょっぱなから『きらめき高校同窓会』という映像から始まりました。

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会場にはキャラのコスプレをしている男性も

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ゲームの主題歌のコンサートで盛り上がる

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会場にて参加者にインタビュー

それによると、8月17日に池袋のサンシャインシティ・プリンスホテルを会場としてディナーショー形式で行われたこのイベントの参加費は25000円。恋愛シミュレーションゲームの中の“架空の高校の同窓会”に190人が集まったとのこと・・・。その後、この番組ではコミケの現場の取材とスーパーヒーローもののライブコンサートの様子、またオタキングこと岡田斗司夫さんの主催する“オタク合コン”の様子などを取り上げておりました。

また、8月4日のスーパーJチャンネルでは「電気街であった秋葉原に異変が!」ということで “美少女” コミックやアニメ、ゲーム、フィギアなどを扱う店が急増しているということを取り扱っていた。

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購入したものを尋ねられ コミックスを取り出す人

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「社会が汚れているが、ゲームではきれいで自分を裏切ることはない」と答える人

インタビューで、ゲームのキャラクターについて聞かれ
「かわいくて理想のタイプが多い」
「汚れを知らないところがいい」
「純情なところ、浮気とかありえないからいい」
と真剣な顔で答える人々。

どちらの番組も、それぞれニュースキャスター(小宮悦子さんなど)が驚いたり絶句したりするようなリアクションがはさまれていた。

あまりにも「出来すぎ」と思えるインタビューの受け答えが多かったので、「やらせ」とはいかないまでも何か仕組んでいるのはないか? という疑問すら湧いたものだが。今回こういった系統のインタビュー番組を制作する側の人から、少し話を聴くことができた。

制作関係者の話によると、インタビューをしようとしても 「番組の中でも言ってたけど、インタビューしようとしてもみんな逃げていく。インタビュー画像を撮影するだけでもう大変な苦労。だいたいにおいてこういう番組では数百人に声をかけて、インタビュー撮影に応じてくれるのは2〜3人いるかいないか
とのこと。
「インタビューに応じてくれて、なおかつTVで顔を晒してもいいというぐらいだから、仕込みとかをするまでもなく、言動というか“人生”がどこか突き抜けているというか…。まあ、ある意味『イッちゃってる人』が必然的に登場することになる」
ということだった。 沢山の人にインタビューした画像の中から、「キテる人」のみをわざとチョイスして編集しているのでは?という感じで考えていたのですが、そうでもないらしい。



Taka「“秋葉系を極める”と言っていたが、秋葉系はまだまだ奥が深そうだぞ。山木君、やはり電脳探偵の復活だ!」

山木「やりませんよ」




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