働く人の憂鬱シリーズ 番外編
〜 投薬試験モニタ 〜


いわゆる“薬を飲んでお金を貰う”という「投薬試験」

噂は聞いた事はあるけど、実際にやった人というのは少ないのではなないだろうか、 “寝てるだけで相当なお金がもらえる”とか“副作用で死んだ人がいる”などのウワサも絶えないが、実際のところどうなんだろう。
インターネットで「投薬試験」「ボランティア」「モニター」などで検索すると、それっぽい募集をかけているところがいくつか見つかったので、実際にメールを送って連絡を取ってみました!

投薬ボランティア担当のMさん
―――まずアルバイトとかではなく、あくまで“医療ボランティア”だということを自覚してください。たまに「モルモットやりたいんですけど」とか言ってくる方もいるんですが(笑)、そういった意識の方はどうも…。
また、投薬試験で使われるのは国外では認可されている薬と同じものがほとんどで、それの国内での最終的な認可をとるために行うもので、成分も市販のものより抑えてあるものが多いんです。“副作用云々で大変なことになる”とかいうウワサとかがありますが、そんなことはありえません。あと「投薬試験を紹介いたします」といってお金をとる詐欺まがいのHPがあったりしますので気をつけてください。

電話でいろいろと話を聞いた後、実際に投薬試験が行われる病院に行ってみる。

写真1
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広い病院の中にベッドが何台かあり、また待合室のようなところには多くのマンガやテレビゲームなどが置いてあった。

――― 一度試験が始まってしまうと、電話等での連絡は出来ますけど、この試験場の外に出ることはできませんのでご注意ください。試験は一泊二日のものから、長いものでは一ヶ月近くの長期にわたるものがあります。喫煙は禁止です。

気になる報酬(あくまで“お礼”という形である)は、形態によってさまざま。1ヶ月近くのやつは数十万であるし、2泊3日で6〜7万というのもある。
募集の対象は原則20〜35歳の男子に限る。ごく稀に女性や老人の方の募集もあるらしい。身長や体重にある程度制限がつく試験もあるし、「喫煙者は不可」というものもある。
最終的な報酬は、拘束時間から計算して1時間1000円程度というのがほとんどのようだ。一日数時間の検査時以外は置いてある大量のマンガが読み放題、プレステ等のゲームもやり放題。なおかつ3食きちっとした食事が出されてこの値段。しかし自分の体をモニターにするわけだし…。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思われる。

写真2
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―――まず、「予備検査」という健康診断を受けていただき、それで該当する投薬試験が受けられるかどうかを判断させていただきます。

とりあえず、20〜35歳までの健康な男子であるので予備検査を受けてみた。ちなみに
・検査一週間前より飲酒禁止
・最近飲んだ薬等はないか聞かれる(風邪薬やビタミン剤、はたまた筋肉痛の湿布とかも)
・試験前日午後10時より試験開始まで、水以外は口にしてはいけない
・過去3ヶ月以内に献血をした人は受けられない。(投薬試験で、採血をすることにより献血一回分ぐらいの血を採取することになるので)
などといった制約がつく。

朝9:00より検査が始まり、身長・体重を計って採血したり心電図をとったりして、なんだかんだでお昼前には終わる。この検査受けるだけでも交通費込みで数千円の報酬がもらえた。
―――実際、こういった健康診断を病院で受けるとなると一万円以上は確実にかかりますので、正直おいしいと思いますよ。では、一週間後に連絡いたします。

実際にモニターをやるとなると、最初に投薬される薬についての説明が専門家からあり、そしてその上で最終的に実際にその試験をやるかどうかを本人が決定するという。この時点でやめたかったらやめてもいい。あくまで“ボランティア(自発的に申し出るの意味)”だからだ。

さて、一週間後の予備検査の結果:
ちょっとアナタは肝臓のガンマ値他、いろいろと基準をオーバーしているので、今回は参加出来ないみたいです・・・。生活を改善して、健康になってからもう一度ご連絡いただけますでしょうか。


僕は、モルモットも出来ないぐらいに不健康だったのか・・・。

みなさん、健康にはくれぐれも注意しましょう。

※実際にモニターまで受けられた方の意見等もお待ちしています。




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