長崎・12歳の少年による殺人事件
〜 実名や写真がネットに流出 〜


長崎市万才町で起きた12歳の少年による幼稚園児殺害事件。犯人の年齢が12歳ということで刑事責任も問えず、被害者は実名・住所まで公表されているのに加害者は実名等全く報道されないという事態。我々はこの痛ましい事件の調査を開始した。


 写真1 写真2
         家庭裁判所を出る、加害少年を乗せた車輌


インターネットの掲示板に犯人と思しき少年の実名・住所等が書き込まれたり、下記のようなチェーンメールも出回ったりしているとのこと。

※実際に調査員の携帯に届いたメール

>・名前:****(****** *******)・年齢:12歳・身長:約170cm・住所:長崎市千歳町*番*******号・学校:長崎市立***中学校、小学校の時には私立→公立に転校・学年:中学1年生・所属クラブ:小学校時代パソコンクラブ現在中
学校では無所属・犯罪歴:過去数回に渡り近隣で児童わいせつなどの事件を起こす
また今回の事件現場と同じ立体駐車場で、以前に犬を投げ落とし骨折させていた模様。
>http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/****/shounen*.jpg(少年と思われる画像にリンク)
新聞にも載ってたよ!事実が長崎をはじめ、出回ってしまってるって!
(註:メールでは実際に**の部分に名前・住所等が書かれています)


 写真3 写真4
            加害少年の自宅マンション


加害少年に対して――― 近隣住民の談話

•たまに見かけることがあった。体が大きいので目立つが、おとなしそうにみえた。
•挨拶をすると、ちゃんと挨拶を返してくれた。

など。特に悪い話は聞かれなかったが、同マンションでは屋上から消火器が落とされるなどといったイタズラが起こっており、加害少年の仕業ではなかったのか、と語る住民もいた。


 写真5

7月10日に行なわれた、中学校側の記者会見の内容

•緊急父母会において話し合われた内容について
•生徒達に対するカウンセリングについて
•今回の事件による、マスコミ被害について
•学校に対する、電話やFAX、Eメールでの誹謗中傷について

緊急父母会の後に行われた記者会見では、校長と父母会の会長が記者の質問に答える形で始まった。記者の質問に答えられない校長を見るに見かねて、途中からは教頭も加わった。父母会では、学校に対する非難は、全く出なかったとの事。
この会見で、学校側が特に強調したのは、マスコミによる被害についてで、生徒や父母には直接インタビューを行わないように、との要望があった。実際、翌日には、通学路には父母や教師が立ち、マスコミが生徒に接触しないよう、厳しく目を光らせていた。


 写真6 写真7
            集団下校する、生徒達


 写真8
    駿ちゃんの通っていた幼稚園

被害者である種元駿ちゃんの自宅は、長崎市の中心部から車で15分位の住宅地に建つ、2戸建てのアパート。今は、雨戸が閉められ、ひっそりと静まり返っていた。近所の酒屋の人の話によると、駿ちゃん一家は、最近引っ越してきたばかりで、家族については、あまり知らないとのことだった。


 写真9 写真10
               殺害現場


 写真11

駿ちゃんが命を落とした現場には、今でも献花が絶えない





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