故意にマスコミが隠匿?
〜「第18光洋丸沈没事件」〜


まずはこちらをご覧頂きたい。

玄界灘海難事故概要フラッシュ



事件の大筋は以下の通り。

7/2(水) 午前2時頃
福岡県沖の玄界灘にて、共和水産所属の漁船「第18光洋丸」がパナマ船籍の貨物船「フン・ア・ジュピター」と衝突・沈没した。第18光洋丸の乗組17名は全員海に投げ込まれた。11名が僚船に救助されたが「山下」船長は死亡、2人が怪我を負い、6名が行方不明の状態となった。衝突したフン・ア・ジュピターは救助活動する事無く、その場を去ろうとしたらしい。事件時フン・ア・ジュピター号を操船していた韓国人容疑者は、「目視とレーダーで漁船を確認したが、避けてくれると思った」と供述している。衝突に到った理由などに多くの疑問点があるが、事実だけを述べたい。

7/6(日) 午前7時頃
第18光洋丸の行方不明になった6名の乗組員の捜索を行っていた漁業取締船「からしま」が韓国船籍「コレックス・クンサン」に衝突され浸水。船体が傾く等の被害を受けた。幸いにも、からしまの乗組員は同じく捜索に当たっていた僚船「海鳳丸」に救助され事なきを得た。



立て続けに起きた悲惨な海難事故。すわ、「2年前に起きたえひめ丸事故の再来か!?」と思わせるこの事故。…しかし、そうはならなかった。この記事を読まれている読者の中でこの事故について知っていた方がどれ程いた事か?そう、これほど悲惨である大事故に係わらず、各マスメディアは速報を1回流した切りで沈黙してしまったのである。えひめ丸の時はあれ程大手を振るって報道していたのに今回は全くノータッチ。有り得る事であろうか?マスコミの裏の事情を調べれば調べるほど、マスコミの闇の部分が浮き彫りになって来ました。報道したくても報道出来ない事情はあるだろう。しかし、「悪い事は悪い!」
と事実を報道出来なくて、何の為のマスコミなのか?当記者はここにマスコミの在り方について警鐘を鳴らしたい。当記者も“記者であるゆえ”に数多くの問題を持っている。いつ自分が現行のマスコミと同じになるかもしれない。その危険性に真っ向から立ち向かい、事実を報道出来る人間でありたいと当記者は切に思う。
この記事を読まれた読者の受け取り方は人それぞれだろう。しかし、事実に対し“怒る事“、“マスコミの在り方に疑問を持つ気持ちを忘れないで欲しいと思う。

事件まとめサイト
(事件についてかなり詳しく書かれておりますので、事故の事をもっと知りたい方は読まれて下さい)
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/1917/
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1983/





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