働く人の憂鬱シリーズ
〜 フリーカメラマンの憂鬱 〜


いろんな業界で働く人がいますが、業界に身を置く者にしか解らない裏話というものがあります。
曰く、勤務形態のことだったり、賃金の事だったり・・・。
そんな事情は様々あると思いますが、別段重たいことではなく、その仕事に対して興味を持っている人に、『そこの業務だったら当たり前のこと』を知って貰ってもいいんじゃないかなと、今回も、現役でその仕事をしている人に、そこでの出来事を語って頂きました。
皆さんが、「働きたいけど実情は?」と思った時や、いつも使っている業態の事情を知りたいと思った時の参考になればと思います。

今回はあらゆる所で活躍する、『フリーカメラマン』の憂鬱です。
どんな事情があるのでしょうか?それでは訊いてみましょう。

―――フリーカメラマンになろうと思っている人に知っておいて貰いたい事は?
一番大事なのは何でも興味を持つこと。人より何か優れている知識があれば、いいと思います。また、人の繋がりから仕事が来ることもあるので、人の縁は大切にしたほうがいいですね。

―――実際仕事をしてみて、内情はどんなものでしたか?
好きな分野以外の対象物も撮影しなければならないことでしょうか? また、仕事を選べないことですね。それに、写真撮影をしつつ、原稿なども書かなければならないので、多くの知識が必要なことをさらに知りました。

―――フリーカメラマンを目指すなら知っておいた方が良い事は?
報道や生物、スポーツなどいろいろな分野がありますが、とにかく、自分の得意な撮影ジャンルを極めることです。カメラ雑誌を見ての勉強もいいと思いますが、その為には、とにかく撮ることだと思います。実践こそが大事ではないでしょうか?また、専門誌に投稿することも手段のひとつだと思います。ごくまれにありますが、編集部などから声がかかりそれが縁で…、ということもあるかも知れません。


写真1
 ▲すみません。画像間違えました。
  ある意味フリーカメラマン?



―――結構行われているけど、一般の人には内緒(秘密)の事ってありますか?
私の機材は、使いやすくするようにメーカーのプロサービスで改造してもらっています。簡単に言えば、いらない機能を取ったり、ボタンの押しごこちを軽くしてもらったりですね。雨天での撮影時用に、防水性能を強化してもらっている人も多くいますね。また以前あったことですが、プロサービスに入っている人が、無料配布ないしメンバーのみ購入可能なプログッズ(ストラップや周辺機器など)を、ネットオークションなどで売っていたことでしょうか?一時期、とんでもない高値(無料配布品が約20万円!)が
ついていましたが、今ではメーカー自身が一般販売するようになったので、少なくなりましたね。

―――笑い話とか、苦労話とか有ったら教えて下さい。
最近は、デジカメで撮影することが多いですが、世代交代が異常に早く、今年買ったものがもうモデルチェンジに…、といったことがありますね。最新機材はそう簡単には購入できないし、中々大変です。トラブル発生を想定して、カメラボディは5台(デジカメ2台)、レンズは8本持っていますが、それら全部と三脚などを持っていくこともあるので運ぶのは重労働ですね。最近、肩コリや腰痛に悩んでいます(笑)。後、ミーハーだと思われますが、とある有名カメラマン氏と名刺交換し、色々な裏話を聞いた時はうれしかったです(笑)。

―――その他、言いたい事があったら是非
夢を持つのはいいことだと思いますが、とにかく厳しい世界です。仕事あってナンボの世界ですから。生きていくために、副業をしている人間もいます。実際にフリー一本で食っている人はそんなに多くはないです。幸い、私は何とか食っていける収入はありますが、なり立ての頃は本当に大変でしたから…。後、依頼主から撮影依頼された際、要求されたもの以上のことをするように心がけています。そうすれば、高評価してくれることが多く、後の仕事に大きく影響することもありますからね





いかがだったでしょうか?これからカメラマンになりたい!目指したいとお考えの方にとっては大変、参考になる話だったと思います。どの業界にも言える事ですが、フリーでやっていくという事は並大抵の事ではありません。「やりたい」「なりたい」と思っている方は理想だけでなく、現実を見る事も必要になってくると思います。その覚悟があれば…きっと夢は叶うと思います。何事も…。陳腐な表現になってしまいましたが、キムは頑張る人を応援しています!



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