TMR・探偵ミステリー調査班
〜超能力者の伝えるメッセージとは!?〜


あなたは「清田益章」氏を知っていますか?
ユリゲラーと同じスプーン曲げができる超能力少年として一躍注目され、他にも念写や遠隔透視などの能力を持ち、当時から数々のメディアに取り上げられ特集されていたので現在でも知る人は多いことでしょう。
他にも超能力者養成ソフトという御大層なファミコンソフト「マインドシーカー」の監修も手がけた事をありました(※ファミコン史上に残るクソゲーとしても評価が高いです)。なんというグローバルサイキッカ―なのでしょう。
しかしそのソフトの内容は、サジを曲げるより先にサジを投げてしまうような、超能力者への敷居の高さをマザマザと見せ付けられる過酷なものでした。

そんな清田氏ですが、先日自身のホームページ「超能力野郎の独り言」上で衝撃の発表が掲載されちょっとした話題となっております。
曰く、

「超能力者を辞めることにしました。」

その中で彼は次のような告白をしています。

僕は28歳から31歳の間、酒だけではなく、ドラッグにおぼれたことがあります。“スピード”というドラッグで、“覚せい剤”とも言われています。口から吸引して、その効果を楽しむのです。
スプーン曲げを披露し、その力のみに頼っていた僕は自分自身に人が寄ってきているのかスプーン曲げに興味を寄せている人なのかわからなくなってしまったんです。孤独感を感じていました。多くの人が、僕のところにやってきましたが、その人が目的としているものが、はっきりとわからないのです。というより感じていたのかもしれません。僕はドラッグという手段をつかって現実から逃げたのです。ドラッグを使用すると、スプーンが曲がりませんでした。そのころ、普通の力でスプーンを曲げていたんです。

僕は念ずるのではなく、祈ります。
僕は、ここでみんなを待っているんです。



最後に謎の言葉を残した清田氏ですが、超能力者を辞め、今後は自らの魂の地「バリ」に活動の拠点を移し活動は続けていくそうです。
「決して宗教団体を作って金儲けをするつもりは無い。」と明言されていますが、ちゃっかりツアーを組んでいるあたり、まんざらでも無さそうです。

さてさて、そんなエスパー清田氏も過去には漫画に出演してた事もありました。



MMRマガジンミステリー調査班
キバヤシ率いるマガジン編集部の面々が毎回様々な超常現象を検証し、最終的は全部ノストラダムスのせいにしてしまおう、という御都合主義ここに極まれりな伝説の漫画です。
なぜ講談社は10年近くも毎回人類絶滅の危機に片足を突っ込んでは「な、なんだってー?」と叫ぶだけの無駄飯喰らいを子飼いにしてきたのか非常に疑問が残る所ですが。

少々脱線しましたが、この作中で清田氏は日本人超能力者として登場するですのが、超能力などトリックだと疑っているMMRの前で次々と超能力を披露し、グウの音を出ない程に一蹴するのでありました。
(以下、MMR第1巻・講談社より)







僕は28歳から31歳の間、酒だけではなく、ドラッグにおぼれたことがあります。

 ドラッグをしようすると、スプーンが曲がりませんでした。



普通の力でスプーンを曲げていたんです。





探偵ファイルは、清田益章氏を応援しています。



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