〜 動物実験の実態 〜 前回に引き続き、NPO法人の「アニマルライツセンター(ARC)」の方にお話を伺いました。 ■化粧品においての動物実験の実態 化粧品において、動物実験の義務はありません。 それは、新規物質を使う場合においても同様であり、企業の責任のもとに安全性を確認すれば良い事になっています。 従来販売前に承認申請及び許可が必要でありましたが、2001年4月の薬事法改正により緩和され、販売名のみの届出となりました。 ■化粧品などの動物の実験について (http://www.arcj.info/vivisection/cosme/cosme_test.htm)
他にも、動物病院においてのトラブルについての問題では、いわゆる“インフォームドコンセント”と“飼い主の意識”の重要性について強調しておられました。 作為的に“ぼったくり”を行なう動物病院の話や、獣医の“医療ミス”によるペットの死亡例など、人間のそれとちがってあまり表だって騒がれることはありませんが、さまざまな例が報告されているということです。
飼い主の「獣医に預けっぱなし」という意識がトラブルをまねくとも考えられるので、動物病院の意識の向上と同時に飼い主の意識の向上も大切と考えているそうです。 最後に、「動物の保護及び管理に関する法律」(動管法)が改正され、現在「動物愛護法」と呼ばれておりますが、実際には「動物の愛護及(およ)び管理に関する法律」で、“管理”の方に重きが置かれているので、むしろ「動物管理法」と呼ぶべきなのではないかということも指摘なさっておりました。 こちらの法律も、改善されてしかるべき余地がたくさんあるということです。 http://www.arcj.info/low/low.htm
今回インタビューさせていただいた『アニマルライツセンター』
http://www.arcj.info/ 4月19日に アースデイ StopAnimalTest!Campaign参加 10月4日には、StopAnimalTest!Campaign主催のイベント開催が計画されているとのことです。
( 探偵ファイル )
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