動物愛護週間になると、必ずと言っていいほどメディアからの取材依頼が来るんです。
「可哀相な犬猫を救え!」って。
放映されてから一週間くらいは愛護団体だけではなく、一般の人からも非難の手紙や電話が来るんですよ。酷い時には、“犬殺し”呼ばわりされています。 でも実際に見学に来たり、抑留されている犬猫を引き取ろうって人はそうはいません。そしていつものように、犬と猫は処分されて行く・・・・・・これが現実なんです。
「殺される子がかわいそうだ」って人は、かわいそうと言うことで優しい気持ちに浸ってるだけなんですよ。可哀相だと思うのは良い事だと思うんです、だけど思うだけなら何も変わりはしないんです。結局は蚊帳の外から言ってる文句にしか過ぎません。
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