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ある日の事だった。 事務所に向かう途中の地下鉄で派手な服装（黄色のハッピ）をしている老人を見つけた。 手には畳まれたノボリのようなものが…。 「彼が何者で、何処に行き、何をするのか？」興味を覚えた私は、その老人を尾行してみた。 
するとやって来たのは渋谷のハチ公前！彼は当たり前の様に人垣の中でノボリを掲げた。それは…！  異星人エロヒムを迎えよう ミステリーサークル写真展 実にあやしい…。しかし、どこかで聞いた事があるなと思っていたところ... 
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 ▲ ズームアップ ▲
ん！！ ラエリアン・ムーブメントだ！！ そういえば、ここは渋谷…以前、探偵ファイルでも取り上げた事があったな。→ 前回の記事 ラエリアンと言えば、クローンベビーが誕生した事で一躍有名になった団体だ。 １年以上経ち、人が変わっても、その ▼参考ニュース http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Bio/200212/27-1.html http://www.nikkansports.com/news/flash/f-so-tp0-030221-11.html http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/clone_1.htm しかし、“クローンベビーはでっちあげだった”という説も有り、真偽の程は定かでは無い。 実際のところはどうなんだろう…？ そう思っていたところ、黄色いハッピの信者の元に、続々と他のメンバーらしき人達が集まり始めた。 なにが始まるんだろう？と疑問に思い、遠くから観察してみた。 すると、リーダーの様な人物が現れ、渋谷の駅前で演説を始めた！  ▲渋谷ハチ公前にて。ちなみに直前まで、“右”な方が演説をしていた。通行人の反応はどちらも同じ…
この演説にうっとりと聞き入るメンバー達。 どうやら組織の中では随分偉い人だったらしい。 尚かつ、  世界初！祝クローンベビー誕生！ 垂れ幕を誇らしげに掲げておりました。 ええ、彼らの中では完全な事実となっているのです。 凄いです。 暫し演説を聞いた後、メンバー達はチラシ配りなどの宣伝を始めた。 その中に、今回最初に目撃した老人も加わっていたので、興味のある通行人に扮して接触してみた。 キム：あ、これってクローンとか世界で初めて成功させたヤツでしょ？ Ｙ(仮名)：興味あるの？ 即座に反応する老人。 キム：ええ、まあ。どんなものなのかなって。 Ｙ ：それはいいことだ。 キム：（老人に向けて）先生はいつからこれやってるんですか？ Ｙ ：５年…かな？そのころの読売新聞に広告が入っていてね。最初は半信半疑だったんだけど、講演会 なんかに出ているうちに本物って事が解ってね、いまはこうしている訳よ。 その後、チラシを頂いて撤退。 会話中もよーく老人を観察していましたが、どうやら生活のほとんどをラエリアンの行動に費やしているとの事。 
 ▲チラシの数々
エロヒム（宇宙人）を迎え入れる大使館の建造に日夜、努力を惜しまないラエリアン・ムーブメントの信者たち。 ご興味を持たれた方は、Ｌｅｔ‘ｓ Ａｃｃｅｓｓ！  ※探偵ファイル注： 編集部では、ラエリアン・ムーブメントに入会された方が、いかなる出来事に遭遇しても、一切、責任は取れません。自己責任でお願いします。
( 探偵ファイル・キム )
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