ミリタリーイベント『ブラックホール』レポート

〜 西洋騎士の真剣勝負! 〜



皆さん、『ブラックホール』と言うイベントはご存知でしょうか?
ブラックホールとは、国内最大級のガン&ミリタリーイベントの事です。
ガンは無稼動実銃からエアガン、電動ガンまで。 ミリタリーは各国の実物、レプリカの制服、迷彩服等。
また銃や服以外にもミリタリー系の装飾品やナイフ、警棒、スタンガン等様々な物が販売されています。
有名メーカーの出展から個人による出展まで規模は様々ですが、メーカーのブースで最新の商品を手にとって振れたり、個人ブースで探していた物を手に入れたりできるマニアに取っては最高のイベントです。
今回は、浜松町都立産業貿易センターの2〜5Fを使用して開催されたブラックホールの様子をレポート致します。


写真1
▲ギリースーツ
写真2
▲実際に商品を装備できる


会場内では装具品の展示の他、それを身につけている方もいらっしゃいました。
買い物をしなくても見ているだけで楽しいです。 因みに写真奥の毛むくじゃら(正確にはギリースーツ)のはマネキンではなく、実際に人が着て立っているもの。


写真3
■防犯グッズ専門店

警棒、防犯ブザー、プロテクターなど防犯関係のグッズを取り扱っているお店。ストーカーに狙われている方にはお薦めです。
写真4
■自衛隊グッズ専門店S

マニアの間では有名なお店。レプリカとは言え、自衛隊の迷彩服・制服等の品揃えは参加店舗一です。店長のSさんは自衛隊グッズを集めるのが趣味でそれが高じて店まで出すようになったそうです。
写真5
■無稼動実銃販売

ここでは無稼動実銃が売られていました。実銃の銃身を塞いだりして使用できないようにした無稼動の銃は人気が高く新旧モデル問わず高額で取り引きされています。白い服を着ている方が手にしているのはドイツ軍の名機関銃『MG34』。
写真6
■WWU ソ連軍 大戦後期軍装展

第2次世界大戦後期のソ連軍が実際に使用していた軍装品(本物)。旧ソ連軍が使用していた機関銃を始め、制服・野戦服・防寒具等があります。
写真7
■オークション風景

モデルガンのオークションも開催されていました。要らなくなった銃を持ち込んで、参加者の皆で競売にかけて欲しい方に売るわけです。懐かしい銃や既に入手不可能な銃を格安で入手する事が出来るとあって、参加者全員が真剣に競りをしています。
写真8
■ミリタリー専門書店

ミリタリー系の専門書は国内よりも国外の方が種類も多く内容も充実していますが、入手が難しい為、ミリタリー専門書店はマニアにとってはありがたい存在です。もっとも、印刷されている文字は全て英語やドイツ語などの外国語(!)。手に入れても読むのには、ある程度の外国語の知識を必要とします。そこが良いという声もありますが…。
写真9
■西洋甲冑格闘技大会

そして、今回の目玉!
特設ステージでは西洋甲冑愛好家による格闘大会が開催されていました。装備している甲冑はレプリカだそうですが、なかには手作りの品も有るとの事。その心意気には感服するものがあります。

写真10
▲各騎士が2対2に分れて、木製の剣や
槍で真剣に殴り合っています。
写真11
▲勝利者へはリボンが贈られる。
写真12
▲本場の外人さんは、流石に
さまになっています。


何度かチームを入れ替えて戦い、最終的にリボンが多かった者がこの日の勝者となります。
他にはあの戦争映画の名作「戦争のはらわた」の上映会が開かれていました。
会場内のみですが、コスプレもOKで、コスプレーヤーの方の為に更衣室も設けてありました。
次回のブラックホールは2003年5月3日、4日に浅草都立産業貿易センターにて開催されるそうです。
興味を持たれた方は訪れてみてはいかがでしょうか?





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