ねぎラーメン、好きですか?

〜 ネギに埋もれる夢を見ますた 〜



前回、「すっとぼけたラーメン店」ということでラーメン屋の紹介を行なったところ、
やはりラーメン好きな人が多いのか、結構な反響がありました。

今回、連邦の吉野健太郎氏より
「山木さん、新宿に凄いラーメン屋があるんですよ、食べにいきましょうよ」と声をかけていただいたので、二階堂さん共々、一緒に食べに行ったんですよ。

「凄いラーメン」とだけ言って、美味しいと一言も言わないことに一抹の不安を覚えながらも・・・


写真1 写真2
とんこつラーメン多楽 新宿西口・カメラ屋が沢山ある場所の一角にあります


吉野「とりあえずトッピングで“ネギ”です!」

というお薦めを受け、全員ラーメン600円+ネギ200円を注文。僕と二階堂さんはチャーシュー300円(4枚?)も付けてみたのですが・・・

で、出てきたラーメンを見て絶句。


写真3
写真4


なんじゃ、こりゃぁ!



言葉そのまんま、ネギの「山盛り」です。ネギが嫌いな人がいたらその場で発狂して死んでしまうような多さです。 思わず、太陽に吠えてしまっちゃうくらい、動揺を呼び起こしてしまう。


山木&二階堂「で、俺たちにどうしろと・・・」

吉 野「凄いでしょ、もちろん完食してくれますよね、期待してますよ〜」


写真5
九条ねぎ

写真6
ネギの山を前に、複雑な表情を浮かべる


とりあえず食います。というか、最初のウチはネギしか食えません。麺を食おうとしたらネギがこぼれてしまいます。

山木「辛っ!」

ネギ独特の辛さというか苦さがハナにツーンと来ますね。食っても食ってもネギは全然減りません。

ラーメンを味わうどころではないです。


つーか、100円で半分の量とかいう選択は出来ないのか。なんとなく漫画『伝染るんです』の5リットルサイズのヤクルトを思い出した。あまりにも極端だYO!!

とても全部は食えそうにないとは思いましたが、出された食べ物は残すべからずという家訓に従い・・・ひたすら口の中に突っ込んでいくけれど、ネギは無くなってくれない・・。


写真7
食っても食ってもネギは減らない・・・


このままでは帰って寝たらネギの夢を見てしまいそうです。

というか「麺? 何それ」って
感じでスープや麺を味わうという感覚すら、湧き上がってこないんですよ・・・ううう。


写真8
なんとか完食!


十数分後・・・。
とりあえず、なんとか完食しますた。西村知美の100キロマラソンよりも偉いかもしれません。今、アタマの中では、中島みゆきの「地上の星」が、音量MAXで流れています・・。

とにかく、ネギはもう一ケ月は見たくないような心境です。口の中どころか鼻の奥までネギの辛さが染み付いたような感じ。もう、イヤ。。。

吉野「おおー! 全部食いましたか!スゲー。ま、一服どうぞ」

感心されてしまった。なんだかなあ。
思わず、

山木「あ、どうも」

といただいたタバコに火をつけると


写真9  写真10

タッ、タバコが甘いよ、

なんでだよっ!!



山木「ぶはっ! な、なんですかコレは!」


吉野イチゴ味のタバコです」


そんなもんどっから探してきたんだアンタは! ぐげげ、こんなにマズいタバコは吸ったことがない。というか、イチゴのチョコレート(アポロとか)の香りというか匂いが物凄い・・・

てゆ〜か、フィルターの中にイチゴビーズが入ってるし。


二階堂さんは一口吸って「ぷぺぺ」と北斗の拳の悪役のような断末魔をあげているし。。

ネギとイチゴの「死ね」と言わんばかりの悪魔のハーモニーで、もうだめぽ。

・・・えーと。 とりあえず、ネギが死ぬほど大好きっていう方は行ってみてはいかがでしょうか
(投げやり)。




( 探偵ファイル・山木 )


探偵ファイルTOPへ戻る