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昨年末、コミックマーケットの参加者を狙い強盗を行なった集団が、先日逮捕されました。 「コミケ狩り」で13人逮捕 警視庁 http://www.sankei.co.jp/news/020716/0716sha073.htm 容疑者らは「マニア（オタク）は金を持っている」と昨年12月29、30日に東京ビッグサイトで開かれたコミケに合わせて犯行を計画し、それを『コミケ狩り』と呼んでいたということです。 そもそも、『コミケ』とは？gooのデイリー新語辞典で検索してみます。
今年は 8/9（金）〜11（日）東京ビッグサイトで開催され、数十万人の参加者が見込まれています。 ど〜ゆ〜イベントだか分からない人は早い話、盆と暮れに全国各地からこういう人たちが集まってくると考えてもらえればいいと思います（!?）。  ごめんなさい・・・ふざけすぎました コミックマーケット公式サイト http://www.comiket.co.jp/ 会場周辺で徹夜して入場に備える行為は禁止されているとのことですが、それにもかかわらず少し離れた場所で隠れて徹夜をする参加者が後を絶たないということで、被害者はそこを狙われたのでしょう。 大方の参加者からは「近所に迷惑がかかる」「警備にムダな費用がかかる」等の理由で "徹夜する"こと自体が迷惑行為 と考えられているので、あまり同情の声があがってないようです。 しかしもちろん、強盗をする犯人が悪いのは自明です。 今回の"強盗致傷"の罪は、無期または７年以上の懲役と重いものです。
先日は高校生によるゆりかもめ爆破事件が起こり、それに関連してコミケ爆破予告との関連が疑われたりと何かと物騒です。 （爆破予告に関しての公式見解。見ると、毎年のように脅迫状が･･･） 参加する人のほとんどは、あまりの人の多さに「いっそのこと爆発でも起きて、こいつらみんないなくなってしまえばいいのに」と自分のことだけはさておいて思うらしいですが。 実際、山木の知人でコミケ帰りの人は例外なく上記のようなセリフを吐きます。 徹夜が禁止されている理由は、近所迷惑は勿論、やはり治安上の問題が大きいと言われています。 同人誌の即売という性質上、会場でカードでの決済などが行なわれる性質のものではなく、基本的にすべて現金決済。 また、年2回のお祭りということもあってこの日のために倹約生活で貯蓄に励んでいた方々がここぞとばかりに散財します。 徹夜をするような熱心な（?）人は、例外なく少なくとも数万円単位で所有しているであろうし、あまり格闘等の自衛策に長けた人たちではないと目されているのでしょう。 つまり、狩る側からしてみれば... 「コミケで徹夜をしているオタクはみんなカモ」 今回逮捕となった件以外にもこう言った恐喝や強盗の被害にあったという人は多いです。 ちなみに、1999.06.15の読売には、こんな記事が...
まあ、最近の秋葉原はカオス状態なので、電脳＆同人誌系のオタク文化がいいようにブレンドされた街になっているように思います。 コミケに参加する人で、アキバ系住人でもあるという人の比率がどのようなものかはわかりませんが、かなり重複をしているのではないでしょうか。 "実際に『オタク狩り』を行なったことがある" というグループに話を聞くことが出来ました。 次回はそのインタビューと「オタク狩りの実態」のレポートをお送りします。
( 探偵ファイル・山木 )
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