教師のあきれた教育観による、ふざけた処分

〜 サッカー好き高校生、歪んだ民主主義教育の犠牲に! 〜




(7/1 追加記事を掲載。↓最下部↓)


今回のワールドカップでは、さまざまな問題が浮き彫りになった。
チケット問題や、誤審問題が最たるものだが、どうやら日本の教育界にもその影を落としていたようだ。

事件が起こったのは熊本県人吉市にある高校。
この学校の高校生三人が、韓国にワールドカップを見に行った。
一人は両親も同行しており、他の二人は両親から許可をもらっての、いわば公認の観戦旅行だった。
現地で生のサッカー観戦を楽しみ、興奮を抱えつつ無事帰国した。


写真1
▲事件のあった高校


事件は三人が登校したときに起こった。

三人が急に先生に呼び出された。父母同伴で、である。
突然の呼び出しに戸惑った三人だったが、その理由は韓国へのサッカー観戦についてだった。
  1. 無断で外国に出かけた
  2. 観戦したいのはみんないっしょなのに、自分たちだけで出かけた
  3. 他の生徒たち(生徒数は約1000人)に動揺を与えた
以上の理由で処分する、というものだった。
両親としては、授業があるにも関らず観戦旅行を許可したという引け目も感じたかもしれない。
しかし、あくまで実費で行った渡韓である。
犯罪の手助けをした訳でもない。
義務教育でもないし、こんなことで処分を受けるようなこともないだろう。
現に、呼び出しを受けたこの日は「厳重注意」という形で済んだ。
が、その後、三人と両親は耳を疑った。

「次にこのような事態を起こしたら、退学処分にする」

彼らは、全く普通に学生生活をしている高校生である。
受験を控え、勉学に勤しみ、課外授業にも参加する、普通の高校生である。
ここまでの警告を受けるようなことだろうか?

が、事件はまだ終わらなかった。
数日後、三人はなぜか再び呼び出された。またしても父兄同伴である。
処分の内容が決定したという。「厳重注意」で終わりではなかったのだ。
内容は「除草作業」。
早朝か、放課後に作業をさせるという。

その際、この校長及び同席した教師から云われた言葉は次のようだったという。

「民主主義教育の弊害だ」。

写真2
▲暴言を吐いた同校校長


この馬鹿教師どもは、「民主主義」という言葉を本当に知っているのだろうか。
あまりに偏った左翼主義とも云うべきこの言動と処分が、この高校生たちにどんな影響を与えるか、想像力はないのだろうか?
退学処分を踏みとどまったのは、停学や退学は教育委員会への報告義務があるため、と推察される。
この程度の認識で、教育を語る資格があるのか?

最後に云っておきたい。
「民主主義教育の弊害」はまぎれもなく、この教師たちの存在だ、と。



●7/1追記
 本記事の公表後、3人はまた呼び出され、教諭にマタマタマタ、3名は呼び出されたそうで、
 「誰が、この事を外に話していいといったか!」
 「誰に話したかッ!?」
 といった追及を受けたようです。本記事は確かな取材の下掲載しているものですが、
 上記の「誰が外部に話していいといったか!」という教師の追及は、やはり
 「間違った指導を指摘され、それを隠したかった」ゆえの発言なのでしょうか。
 それとも、学校という閉塞的な組織では常に隠蔽体質があるのか。。。
 一番の被害者は3人の生徒さん。負けずに、社会の荒波も乗り越えていってほしいものです。
                                  (以上追加記事)

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