18歳未満立入禁止?

〜謎の看板を追跡せよ! 後編〜
■前編はこちら




「18歳未満立入禁止」....謎の看板の正体もわからぬまま、すっかり夜も更けてしまった。


聞き込みと謎が解けない苛立ちで、運転しながらも頭の中がボーっとしていた。
何かに導かれるままに車を走らせているような気がする。不思議な感覚だ。
そして甲州街道を八王子方面へ向かっているとき...。


アッ!!
またあの看板だ。しかし、今度はなんだか雰囲気が違う。
ゆっくり近づいてみると、矢印らしいものを発見!
車はそれに吸い寄せられるように、その脇のとある建物の中へと入っていった。



そこでは、至福の光景が繰り広げられていた。


そして夢のようなひと時…


うおおおおおお・・・・・・ああ・・・・
(…詳細は省く)


そこは....(もうお気づきの方もいるはずですが)


多摩地区の大人の楽園「多摩クリスタル」 であった。


ここで、あの謎の看板について聞いてみることにした。


調査員(以下、調):「18歳未満立入禁止」の看板があちこちにあったんですけど...。
店員(以下、店) :そうそう!!あの看板はウチの看板です!
調:店舗名とかがなくても看板の意味があるんですか?
店:元々店舗名はあったんですが、看板法改定に伴い仕方なくあの看板にしたんですよ。

看板法の改定とは?

平成11年4月1日に風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(いわゆる風営法)が改正されました。この法律は基本法 + 政令及び国家公安委員会規則・総理府令からなるお国のお達しと、それを補完する都道府県の法律施行条例と更にそれを補完するものとして都道府県の施行規則から構成されるものです。それによって風俗店の看板等が規制されているのです。(都道府県によって条例以下の施行規則の有無に関しては未確認です)

調:どのくらい看板の数があるんですか?
店:ちょっと把握はできてないですが、「こどもの国」付近以外にも、「野猿街道」付近、
  「帝京大」付近にもあります。


最後に仮説の「性の伝導師」説の話をすると、ニヤリと不敵な笑みを浮かべて....

店:実は、あの看板はマインドコントロール効果もありましてねえ…。
  あなたもこれで性の虜となったのですよ。

あ"ー!結局、あの看板のマインドコントロールに掛かっていたのかぁ〜〜〜!
(ホントかよ?)


しかし、やっと心の中のもやもやとした物がとれた!!
ついでに体も!(笑)


あースッキリ!


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ネジの部屋





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