ルイ・ヴィトンにご注意!

〜コピー商品流通ルートを追え!〜




一流ブランド商品のコピーグループは、年商○○億円の超優良企業と言われている。 事実パリの高級鞄店「ルイ・ヴィトン」各店では、本年の全てのモデルを10個単位で購入しているグループもある。 東洋人のグループだ。 今回、そのコピー商品の流通ルートの一部ではあるが、実態を掴んだので報告しよう。

コピー商品を作るのは、正直簡単なようだ。
問題は流通ルートの確保だという。





※写真はイメージ画像です
1. まずはフランスにて「モデル」と呼ばれる「正規の商品」を購入し、本国で全て分解して細かいディテールをチェックする。
2. その分解した「見本」と「正規の商品」をセットにして中国の工場に搬送。
3. 工場は「コピー商品」を作成し、「カバー」と呼ばれる偽の生地を貼り、別のバックや製品に見せかけて出荷する。

4. それを香港に送り、香港から世界中の支部に発送する。(例えば、日本では香港から横浜、大阪の港を経由して各県のバイヤーに届けられる)

■コピー商品にもランクあり?■
コピー商品にはグレードがあり、「ランク」づけされているが、今回実態を掴んだグループは最上級グレードを得意としているようだ。 最上級グレードは専門家が「バラさないとわからない」というレベルの仕上り。 商品には「マーケティング」「開発」「宣伝広告」「販売店」と経費がかかるが、全てを「ルイ・ヴィトン」に任せ、「生産」と「無店舗販売」という一番美味しいところを行う為に「利益」は想像を絶する。

5. 港に到着した「コピー商品」は普通の運送便にて各都道府県の事務所に送られる。
6. そこからバイヤーそれぞれの手に渡る。
7. そしてバイヤーはあらゆるルートを通して商品を次々とさばいていく。

■バイヤーの証言■
九州のあるバイヤーは露天で売ることよりも、最近は個人ルートや専門店などに売る方向に力を入れているそうだ。 特に専門店は「正規商品」の物を「コピー商品」にすり替えて店に出し、「ハコ」から出した「正規商品」をまた別の国内専門のバイヤーに流して利益をダブルに出すという方法を行っている。 国内専門のバイヤーは「正規商品」であれば、100%購入するらしい。 その「流れの正規商品」の行き先は大手の「ディスカウントショップ」である。 関連記事→「ブランド探偵が行く!」


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「ハコ」の製造も重要問題。
「ハコ」が無ければ、"商品"の価値は半減してしまう。「ハコ」があれば、"正規商品"と入れかえる必要も無い。そこで同グループは「ハコ」の製造も独自に行う計画を立てている。
だが技術や輸出の問題があり、仏国内での生産は難しいとの意見がグループ内で出ている。
「コピー商品」の最大マーケットは「日本」であり、製造、印刷技術のレベルは日本は世界一である事を考慮すると、「ハコ」の最初の生産拠点は日本という可能性が高い。
その後にコストの関係で中国、韓国と生産ラインが移動することも想像に難くない。


■■■■■■■■■■■■ 狙われている日本人観光客 ■■■■■■■■■■■■
パリ、シャンゼリィゼの高級鞄店「ルイ・ヴィトン本店」には、開店2時間前にもなると観光客がショッピングの為に長蛇の列を作る。当然、日本人女性が目立つ。その女性に目をつけている窃盗グループが増えてきている。
以前は観光地などでは置き引きやスリなどが多かったが、最近はツアー客より、個人で来ている観光客を狙うようになってきている。
甘い言葉で巧みに観光客に近づき、まず友達になり、それから取れる物は全ていただいてしまおうという手口だ。
数日後にはパリを後にする観光客なので殆どが「泣き寝入り」してしまう。
また、目をつけた観光客を尾行しホテルをつきとめる方法もあり、現金より、クレジットカードを狙う犯行手口も増えている。
今はシーズンオフだが、ブランドの「バーゲン」開催の為に多数の女性が訪れるこの季節は窃盗グループにとっては絶好のシーズンなのだ。

( 探偵軍団 日高 )




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