●更新日 01/02●

BOSS探偵術講座


毎年、お正月はアクセスがガタ落ちするのですが、昨日は表・裏ともにアベレージを維持してびっくりしているBOSSです。やはりテレビ離れが原因でしょうか?

さて、今日はお正月なのでいつもの魂ではなく、探偵術を書いてみようと思います。
みなさんは探偵術と言うと何を連想されますか?
尾行、張り込み、聞き込み・・・まぁいろいろありますが、では、一流と二流の違いは何だと思いますか?
推理力?洞察力?どれも大事ですが、決定的な要素は


交渉(渉外)能力


なのです。
ネゴシエイターと言ったほうがわかりやすいでしょうか。対人交渉術が秀でている探偵が、一番稼げる(成功率が高い)探偵です。
人探しを例にとりますと、警察のように頭数で勝負できない分、情報を持っている人物を割り出してエサを投げる、ですか。交渉術は単線ではなく複線(複雑にからみあう)ですから、ここで全部を披露できるほどの紙面はありませんが、みなさんがもし探偵を目指したり、探偵なのにあまり目が出ていないのであれば、それらを修得するレシピを少しだけ書いてみましょう。

まず、複線の整理をしてください。


写真


上は一番単純なチャートです。推理する、という意味においても重要ですね。
人によってこのチャートが大きく変化する、ということも忘れないでください。
次に、「線の優先順位」を考えます。
この人が優先するものは何か?
仕事なのか、遊びなのか、女なのか、親なのか、など。
ここまでは聞き込みなどによる単純作業ですから、誰にでもできるはずです。

さて、ここからが一流か二流かの差が出るところ。
あなた(探偵とします)の強みや弱点は何でしょうか?
それもチャートにしてください。
例えば、情報の取り方に著しい偏りはありませんか?
食べ物でいうと好き嫌いですね。
ものすごくわかりやすく言うと(笑)裏探偵ファイルの「ネットで薔薇族」は絶対に見ない、などが弱点になります。
そうです。逃げている人のチャートよりも追いかけている探偵のチャートのほうが小さいと捕まえられない、ということです。交渉しようにもそれにあたる知識がない、というのが最大の弱点ですから。
誰しも、知識がない人としゃべるのはわずらわしいものです。コミケに出展する人(情報源)に、コミケのことをまったく知らない探偵が来たとしたら、うまく相手をコントロールできるでしょうか?



今日のお題


何でも食べよう


が探偵の基本。女(男)の好き嫌いもやめよう。



ー BOSS ー




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