須藤甚一郎須藤甚一郎の政治に物申す!

Vol.1(2002年4月8日)
連載事始

 はじめまして。テレビリポーターの須藤甚一郎です。 きょうから政治コラムを担当します。 なりふり構わずに、ガンガンやるよ。 ぼくは、3年前の4月から去年の7月まで、無所属で東京の目黒区で区議会議員をやった。 で、去年7月の参院選に民主党公認で比例区に立候補。 小泉人気の真っ最中に、ぼくは小泉純一郎批判を徹底的にやったためか、落選しちゃった。 笑っちゃうのが、自民党の比例区公認でトップ当選した舛添要一だよ。

 小泉サマサマで、舛添は小泉を大ヨイショ。 小泉人気に便乗して当選したのは、ご存知の通り。 ところが、手のひらを返したように小泉批判をしはじめた。 「ここまで経済オンチの小泉は、犯罪者だ!」なんてね。 小泉のインチキぶりなんか、最初からわかっていたよ。 ただ、舛添にそれを見破る鑑識眼がなかっただけのことだ。

 まあ、それはともかく、ぼくはすでに民主党とも関係ないし、自民党から共産党まで与党、野党にかかわらず、政治家のおかしなことは糾弾するよ。 辻元清美のネコババ疑惑がまだ解明されていないのに、こんどは前外務大臣・田中真紀子の公設秘書給与のネコババ疑惑で大騒ぎ。 バレないように辻元や真紀子と同じように、公設秘書の給与をネコババしている国会議員なんかいくらでもいるわけだ。

 すでに報道されているように、小泉総理の政策秘書は姉の小泉信子さんだよ。 なぜ、このことをもっと問題にしないのか。 ホントに政策秘書として、姉の信子さんが仕事をしているのかあやしいもんだよ。 小泉総理は、バツイチ(離婚歴1回)だ。 20年前に3人目のこどもを妊娠していた妻・佳代子さんを追い出して以後、独身生活を送っているのは改めていうまでもない。 小泉総理の身の回りの世話を妻代わりにやっているのが、信子さんだよ。 先ごろ写真週刊誌に、信子さんがスーパーで買い物をしてる姿の写真が載った。 野菜や肉を買っていたという。政策秘書というより、これじゃお手伝いさんじゃないか。

 信子さんは、政策秘書として陳情をうけたりの仕事もしているという。 けれど、主な仕事は首相公邸で小泉総理のパンツを洗ったり、ごはんを炊いたりしているはず。 ゼイキンの政策秘書の給与をもらって、お手伝い同様のことをしているのでは、辻元のネコババ疑惑と目くそ鼻くそだよ。

 "辻元ヨイショ男" として、一挙に男を下げたのが、テレビ朝日『サンデープロジェクト』『朝まで生テレビ』の田原総一郎だよ。 辻元が議員辞職をする直前に、「サンデープロジェクト」に生出演。 ぼくも見ていたが、田原は肝心なことは何も突っ込まずに、ヨイショのインタビューばかりあきれたよ。 週刊誌、スポーツ紙が田原を "辻元ヨイショ男" と非難したのも当然だった。 フジテレビの村上光一社長も定例会見で批判した。

 田原は、これまで他人は批判しても、自分が批判されたことがないもんだからか、この集中攻撃にキレちゃって、反撃にでた。 「サンプロ」と「朝生」の2番組の冒頭で、「私は川に落ちようとしている女性をいじめる気はない。聞きたいことはぜんぶ聞いた。ヨイショ番組だなんていっているのは、見てないからだろう。フジテレビの社長の癖に、見ないでいうなんて何だッ!」とか「なにがヨイショだ。私にヨイショするメリットはない。」などと反論。 あれで聞きたいことをぜんぶ聞いたというのなら、ジャーナリストを返上したほうがいい。 政治家に疑惑があれば、川に落ちようが山から転げようが、男だろうが女だろうが、ちゃんと聞くのがジャーナリストというものだ。

 さらに、恥の上塗りをやったのが、辻元をインタビューするまえに政策秘書を紹介した問題の人物を田原は知ってしまったと明かしていた。 たぶん、辻元から聞いたのだろう。 しかし、田原はそのことを聞けば「社民党の土井さんが辞めるだろうな。社民党がつぶれるかもしれないと思った。ぼくはあえてあの一点だけは、辻元さんにゆだねた。」と弁解していた。 いちばん肝心なことを辻元に質問しなかったわけだ。

 こんな偏向番組を見せられている視聴者こそ、いい迷惑というもの。 田原個人が、社民党をヒイキにするのは勝手だよ。 でも、ジャーナリストとしては、失格だ。 スタジオで、この田原の問題発言をただボーと聞き流していた与野党議員も、こりゃダメだね。 それにしても、この問題をなぜ、政界も大新聞も取り上げないのか。 不思議だよ、まったく。

 では、また来週お目にかかります。

須藤甚一郎


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