このファンの女性は、一週間前に交通事故にあって、昏睡状態が続いたまま昨日亡くなったというのだ。明日、彼女の葬式が行われることになったという。
私はすぐに作家に報告した。
翌日、私は作家と一緒に、葬式に赴くことになった。
作家が「新聞の黒枠記事を見て、手紙(ファンレター)を貰っていたので・・・」というと、遺族の方はとてもよろこんでくれた。女性が作家の熱心なファンである、というのは遺族も知っていたらしい。女性の遺品となった作家の小説本をいくつか、お棺に入れることになった。
←
→