旧御坂トンネル


FC 甲斐


国道137号線(御坂道)より旧道を河口湖方面に向かう途中に旧御坂トンネルがある。

旧御坂トンネルは全長250mほど。トンネル内に電灯はなく出口が見えない。天下第一トンネル入り口(河口湖側)からはいるとトンネル中央部まで雨水が滴っている。1年を通して湿度が高い場所である。

数十年前、旧御坂トンネルを建設中、作業員同士の口論が有り、何人もの死体が埋められているとの噂がたった。

以来、大勢の人が男性の姿や足音を目撃し、トンネルの内壁には人間らしき顔が浮かび上がっているようにも見受けられる。

また同じく数十年前、同トンネル内を馬が通行すると路面が凍結しているため、蹄を滑らせ転倒、何頭もの馬が死んだ。そのため馬の霊が出るとの噂もあり、馬の蹄の音がするとも言われる。

15年ほど前には暴走族が車両2台で同トンネル内を走行中、前方の車両の後部ガラスに白い霊体が覆い被さった。それを見た後部車両の人間はそれ以来、精神に異常をきたしているという。 前方車両は当日、山林道で事故にあったそうだ。以来、車両2台で同トンネルを走行すると、このようなことが起きると言われている。

同トンネルを抜けると急カーブになっており、車のブレーキが効かなくなるという怪奇現象もある。

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