| 沖縄県恩納村 「万座毛」 | 
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			  現地の人は観光で生活している為か、みな口が堅く、悲しい歴史を話す人もいない。現地の交番でも話を聞くが、やはり同様で口を堅く閉ざす。    そんな中でお土産屋の店員が証言してくれた。 「万座毛の断崖絶壁に立っていると、海の中に引き込まれそうな感覚に陥る」「夜になるとここら辺は真っ暗闇になり何も見えなくなるため、足を踏み外して亡くなった方もいる」と。 また、真夜中に車で同所に来た2人の男性が、同所に到着した途端に涙が溢れて止まらなくなり、怖くなって急いでその場を去ったらしい。    沖縄大戦の際に同所より身を投げた数多くの一般市民の霊が、同所を訪れた人を海の中から呼ぶのかもしれない。    琉歌が悲しく聞こえてくるのは何故なのだろうか。 | 
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