富美の家



周囲は酪農を行う農家が多数存在していて、農業の地という印象をうける。「富美の家」は火事によって焼失しているため、現在では正確な場所は特定できなかった。
噂では、この家には男の霊が度々目撃されたという。
現存していないため調査は難航したが、聞き込み調査によって以下の事が判明した。
「この家はもともと酪農家だったが、主人が死んだ為、息子(長男)は酪農を辞め、紋別に移っていった。移った後あまりにも若者が不法侵入、悪さをするので焼失後、片付けてしまった」
しかし、もう一つの話があるのだ。次男がこの家で自殺をしているのである・・・。
目撃された霊は次男の霊なのだろうか?「富美の家」が存在しなくなった今となっては、道東地区のミステリーとして過去の話となっている。