ニ岐温泉 香名館跡地
(恐怖の廃旅館)



廃旅館の敷地内には、背の高い雑草が建物を取り囲むように生い茂っており、山を背にして建っている廃旅館をより一層不気味にさせていた。


外観の撮影を終えて内部に入る。
一階部分は売店・レストラン・大浴場・フロント等の施設があるのだが、どこも損壊が激しい。この建物が役目を終えてからも、多くの人々が出入りしていた為と推察される。

壊れかかった階段を登ると、二階の廊下に沿って客室が並んでいた。多くの部屋の入口はドアが開け放たれていた。二階奥にある下り階段は一階に通じているのだが、今にも崩れそうな為、降りることは出来なかった。又その向かいにある部屋は、外からの光が入らないようになっていた。

全ての撮影を終えて、外に出ると辺りはすでに暗くなっていた。
調査に於いても、異常は無く、事前に行った聞き込みに於いても「聞いたこと無いよ」と一笑にふされてしまった。以上の事を踏まえると単なる噂にすぎない可能性が濃厚である。
二階への階段は損壊しており、通路も変形が著しい為、ここを訪れる方は、立ち入らない方が無難である。