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言問の松
近くに行き、はるか頭上を見上げると、松の木の頭頂部で小鳥達が戯れているのが見えた。 明治時代にこの地へやってきた入植者たちは、この木を何度も切り倒そうとしたのだが、その度に木を切ろうとした人が怪我をしたり、病に倒れたりしたらしい。
以来、神聖な木であるとして土地の人々に敬われ、「言問の松」として大切にされてきた。昔のことは何でも知っていて、人々の問いに答えてくれると信じられたことから、「言問」の名で呼ばれているという。 年月を重ねた今、足元の心許なくなった松の木の周りには、木を守るため風除けのフェンスが張られていた。
祟りの伝説の真偽はともかく、樹齢約1200年の長い歴史を経てこの土地を見守る老木に、一見の価値がある事は確かである。 |