米一丸 |
![]() 心霊写真を撮ろうと来たのはいいが、いつまでも騒がしい。人がいなくなってから撮りたいがタイミングが悪い。 いい加減、待ちくたびれた深夜2時近く、やっと人通りはなくなり、車もまばらになった。 やっと撮影成功。 ![]() 米一九には何度も来ているのに、実は私は地蔵尊の敷地に足を踏み入れたことがなかった。 今回、初めて中に入った。まず入り口に地蔵をまつってあるらしい六角堂、左に進むと地蔵が2体並んでいる。 その地蔵の後には、また米一丸をまつっているらしい小さな祠があった。 ![]() 何気なくその右手を見てびっくりした。墓石のような石像のようなものが安置してある。近寄るのも不気味だった。 その場は暗かったため、実際の形はわからなかったが、写真ができてから初めて詳細な形を確認することができた。 やはり気味が悪い。 ![]() 米一丸を訪れてわかったのは、電車の間隔が非常に短いことだ。 時間帯によっては、電車が通過して踏切が上がったかと思えば、すぐに遮断機がカンカンと鳴り出して下りてくる。 私が見ている時にも遮断機が上がるや車が急いで通過して行ったが、その車が渡り切らないうちにカンカンと踏切が鳴り出していた。 あまりの短さに、これでは米一丸の呪いや自殺じゃなくても……と思った。事故が多いわけである。 |
|