飛地(血)山



千葉県の流山市役所が建つ丘は明治の時代まで、処刑場として使われていた場所である。新撰組の近藤勇も官軍によりこの地で処刑された事は有名で、市役所裏には「新撰組の近藤勇首切り処刑所跡」が残されている(現在は立入禁止)。

長きに渡り処刑場として多くの受刑者の血が流された事から、いつしか「飛血山」(血が飛ぶ山)と揶揄されるようになった。

この場所では浮遊する霊体が多く目撃されている。これは斬首によって命を絶たれた者達の霊魂が成仏出来ないで彷徨い出てきているのだろう……。