●更新日 03/20●


宇宙人と遭遇した僧侶?僧侶に託された異星人の言葉とは


イタリア在住の大学教授・マオリッツオ・カヴァーロ氏が出会ったと主張しているクラリオン星人のように、UFO(乗り物かエネルギー体)でやってくる宇宙人が人間と接触して予言を与えるという事例が幾つも報告されている。近年ではUFOの目撃報告も増えており、UFO・宇宙人の存在は改めてクローズアップされているようだ。

現代の日本でも宇宙人からの予言を受け取った人物がいる。それは兵庫県姫路市に住んでおり、住職だった北野恵宝大僧正である。彼は真言宗諸派連合卍教団法王等の肩書きを持っている。(なお、念のために明記しておくが、真言宗諸派連合卍教団は既存の真言宗とは関係のない団体で、新興教団である。さらに、その活動そのものを批判する意見もある。なお、本稿はあくまで北野氏個人のエイリアン体験を情報として提供するだけであり、その体験が真実であると保証するものでもないし、同教団をプッシュするものでもない)

平川陽一著『UFO&宇宙人の謎』(大陸文庫)によると、北野氏が宇宙人と接触したのは1975年に所用で広島県三原市の弘通寺に訪れた時のことだったという。(あくまで本人の証言だが、そのコンタクト内容を証言に沿って紹介すると)寺の離れに泊まっていた彼は、午前一時ごろ、突如「友よ、起きなさい」という言葉にハッと目を覚ました。

北野氏が辺りを見回すが人の姿はない。だが、再び彼の元に「カーテンを開けなさい」との言葉が響いてくる。不思議に思いながらも北野氏がカーテンを開けると、東の空から光体が近付いてきて、向かいの山にある大きな岩の上に着陸したという。そこから下りてきた異星人はコゲ茶色のガウンを羽織っており、見た目は普通の成人男性と変わらなかった。しかし、北野氏は(これは宇宙人だ)と直感的に思ったそうだ。

宇宙人は「これから話すことを書き取りなさい」と、流暢な日本語で北野氏に語りかけた。急いで北野氏が原稿用紙を用意すると、宇宙人は「ググジャラー」という意味不明な言葉をしゃべり始めた。北野氏が「意味がわからない」と宇宙人に問いかけると、彼は優しく諭すように「今は判らなくとも、いずれ解明するものが現れる」と告げたそうだ。

なお、宇宙人とコンタクティの遭遇とは、ひじょうに個人的なものが多い。つまり、宇宙人との遭遇は、常に人間サイドが一人の場合がほとんどである。これらの事実から考えると宇宙人とは、人それぞれの心の中にやってくる”心象の具現化した存在”、或いは”深層心理が人の形になったもの”ではないだろうか。

空海



山口敏太郎



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