●更新日 09/26●


心霊スポット行ったら祟られた 2


その1

私が行った「幽霊マンション」は、廃墟ではありません。
人が住んでるのに・・・なのに、今まで行ったどんな心霊スポットよりも怖く、その建物に足を踏み入れた瞬間からずっと背筋が凍りつくような「イヤな予感」がまとわりついていました。

体全体が「ここはヤバイ!」と悲鳴を上げていたのです。


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昼間とは思えないほどに空気がよどんでいます。

分譲マンション(しかも格安)で売りに出てるのに住居率は2、3割。
野球の打率程度しかありません。

このマンションが心霊スポットと言われてるのは「霊道だから」

・・・それだけではありません。

ここに住み着いてる一人の"彼女"がいるのです。
そう、私に忠告をしてきた8階に住んでる"彼女です"
彼女は若い女性で、管理人の娘だったと言われています。

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彼女はここ(8階)から飛び降り亡くなったのです。


外からは見えない、四方が囲まれた中庭は、自殺には絶好のポイント。
ネットを張って自殺防止を呼びかけてる印象です。

ここから落ちるのは、痛かったでしょう、怖かったでしょう。
亡くなったとされる中庭(地下1階)からの景色は、暗く寒く、同じ場所とは思えない程でした。

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▲昼間でも光が届かない。

また、そこに面した部屋は荒れ果て、長い間住人・管理人からも見放された様子が伺えます。

ここには一体「誰がいた」のでしょうか?
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しかし、このマンションの本当の怖さは、"彼女がいる"からだけではありません。


その彼女の名を、呼んでも書いてもいけないということ。

危険が降りかかるから。


だから私は祟られたのだろう。
"あんな事"をしてしまったばっかりに。

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この扉の先で"彼女"が見た光景は・・・?


続く



えりす


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