首洗い井戸で私が見たモノ
「首洗い井戸」
そんな不吉な名称の井戸がある。
場所は大阪から約1時間弱、東大阪市にある枚岡神社内。
神社について真っ先に私を出迎えてくれたのは、鳥居では無く人でも無く、黒猫だった。
夜の神社は薄暗く、響く自分の足音が不気味に聞こえる。
鳥居から首洗い井戸までの距離はほんの数分。
「すぐにつくよ」近づく私の足取りは非常に重い・・・。
この首洗い井戸は、「南北朝時代に足利尊氏との戦いで敗北した楠木正行は首を切られ、その首がこの井戸で洗われた」ことからそう呼ばれているらしい。
・・・時折吹く風で揺れる草木の音がいっそう恐怖心を掻き立てる。ああ帰りたい・・・
本殿を越え梅林に入ると・・・首洗い井戸を発見!
夜中の神社にひっそりと佇むその井戸は、不気味なオーラを発している。
閉じられた蓋の中から「首はどこ・・・?」そんな悲痛な声が聞こえてきそうだ。
・・・そして、カメラは写してしまった!!
・・・・・・。
ごめんなさい!!
あまりにも何も無い井戸だったのでついやってしまった!(笑)今は反省している。
もしかしたら憑依してくれるんじゃないかと思って!
でも何も変わりません。市松人形のが毛が伸びるぶん井戸より怖いです。
しかも井戸の横には蛍光灯がピッカピカに輝く公衆トイレが設置されており、心霊スポットの中では怖くない部類に入ると思います。
現在は名称も「楠木正行公縁の井戸」に改められていますし。
だけども超怖がりなえりすからすると、何もかもが心霊写真に見えて一人でお風呂に入れない!!ああ怖い!!
▲影が!影が本体より先に歩いてる!?幽体離脱だ死ぬ!!(と、感じてしまう)
怖がりさんはあまり行かないように・・・。
えりす
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