●更新日 06/20●

探偵達の心霊事件簿 〜夏季限定〜
◆犬鳴峠2(犬鳴村〜犬鳴トンネル)

キムです。九州奮戦編の第3弾になる今回は犬鳴峠の再攻略です!ではこのポイントに行く事になった経緯を。

山木「キムさん、九州に行くんですよね?だったら、前回僕が行けなかった犬鳴村とトンネル内部に入ってみて下さい」←あっさりと
キム「はあ!?だってあそこはマジでやばい所なんでしょう?」
山木「だから行ってもらうんじゃないですか(はあと)」

以上。鬼の上司此処にありです(泣)。という訳で、『探偵エキサイト』のスタッフを騙しに協力して頂き、再び検証する事になりました。(余談もチェック!)では、犬鳴峠に向かいたいと思います。今回、同行して下さるのは、「心霊探偵ジゴ郎」さん、「ホワイティ」さん、「エキサイト調査部長」の3名です。中でも心霊探偵ジゴ郎さんは、本当に霊視が出来るとの事。これは期待が出来そうです。「何故、4人パーティーなのですか?」という問いをしたところ、「車に空きがあると霊が付いて来てしまうので、席は埋めなければならないのです」というお言葉が。本格的です…。現地に向かう前からジゴ郎氏が体の不調を訴え、「嫌な予感がする…」と言っておりましたが、それを無視してサクッと参りましょう。ちなみに、探偵エキサイトでも犬鳴峠のレポがありますので、そちらと合せて読まれるとより楽しめると思います。まずは、恨みを持つ女性の霊が沁み込んだと言う壁を撮影。


     写真1


確かに、長い黒髪を前に垂らした女性に見えなくもない…。夜にこの姿を見れば、誰もがギョッとする事だろう。
調査部長「これを撮影すると呪い殺されるそうですよ」
キム「撮った後から言わないで下さいよ!(泣)」

− 犬鳴村 −
人里から離れた場所にある集落。危険な噂が絶えない(内容は住んでいる方の為に割愛)。この村の実態を検証するのが今回の任務の半分。文字通り山道を車で10分ほど分け入った中にその集落はあった。確かに人が住んでいる民家は在るが、集落の半分は廃屋と化していた。明かりが点いていた民家も、住民が絶えず私達を監視するかのように注目していた様子を忘れる事が出来ない。その最奥部にて、人が去ってからかなりの年月が経過している廃屋を発見した。ジゴ郎氏はその廃屋の二階に強い霊気を感じると言う。すかさずその廃屋を撮影してみた。

写真2 写真3
▲廃屋 ▲霊を感じると言った2階部分
(照度をMAXにしてあります)

風も何も無いのに私達が近付いた瞬間、霊が居ると言う2階部分から軋み音が聞こえてきた(本当)。まるで古い板張りの床を人が踏みしめるような…。ジゴ郎氏が蒼白になり、不調を訴え始めたので止むを得ず、その場を後にした。ジゴ郎氏、後に語る。「皆さんは見えなかったかもしれませんが、家の中に変な光が浮いていたんです。あと、車に乗ってから麓に下りてくる間、ずっと霊が追いかけて来ていました。サイドミラーに映っているのを見た時はぞっとしました…」。ちなみにこの現場に向かい、霊に追いかけられた車は私のマイカーです。大丈夫なのか…。
<犬鳴村総括> 山中に存在する集落は、確かに何らかの事情があって移り住んだものだったかもしれないが、現在は不振なモノは存在しない。興味本位で訪れた事に反省する。

―犬鳴トンネル〜内部―
車を下り、旧犬鳴トンネルへ向かう。山木さんが通った道を、1年後に私が通る事になった訳だ。何とも言えない気分になる。長い枝葉に覆われた道を掻き分けてトンネルに向かう道中、ジゴ郎氏が2回目の霊の気配を感じた。ガードレールの下側に、光が見えると言うのだ。他の3名は何も見えないし、感じない…。

     写真4
     ▲画面左側の黒字のハートマーク付近が強く感じられたそうだ

更に奥へと進み、コンクリートで固く閉ざされた入り口へ。前回、山木さんが到達した最終ポイントから始めよう。

     写真5
    ▲高く積み上げられたバリケード。その頂上でホワイティー氏と共に

  写真6 写真7
        ▲入る前からトンネル内部は、謎のもやが発生していた…。

ジゴ郎氏は蒼白になり、トンネルへは近付きたくないと力無く呟いている。我々には感じない“何か”に怯えているようであった。そこで私はジゴ郎氏に元気が出るおまじないをしてあげた。
キムこれも仕事ですから
ジゴ郎氏「………!?(絶句)」
キム「つーか、此処まで来て入らなかったら、編集長に私が殺されるのです。私には後が無いのですよ。さあ、仕事です。入りますよ(きっぱりと)
ジゴ郎氏・・・・・・…はい(力無く)

おまじないの効果はテキメンです(キム註:客観的に見て、つくづく私も探偵ファイルのメンバーなんだなぁと思いました)。私が最初にトンネル内に突入し(入り方は秘密)、他の3人を誘導した。トンネル内部は湿気が大変多く、溜まった雨水がドブ川の様な臭いを発している。明かりが全く存在しないので、この中で照明を失ったら命取りになるなと本心より思った。


写真8 写真9
▲以前タムロしていた珍走団が
書き残したと思われる落書き
▲岩盤むき出しの天井


下水の臭いと湿気。壁の落書き。散らばった大量のゴミ。トンネル内部は、正に潰えて行くモノの様相をなしていた。見ると、ジゴ郎氏だけが無言で佇んでいる。どうやら、あまりの霊の多さに動けなくなっていたようだ。その様子を見ていながらも、「仕事だから」と割り切って撮影しまくる私キムは記者の鑑だと心で思った。←自分で言うなよ


写真10 写真11
▲散乱している腐敗したゴミ ▲ヤケクソになって記念撮影


鈍感なフリをしていた私だが、このトンネル内の空気が違う物だと言う事は感じていた。“この空気”を感じるのは、「恐山」「将門公の首塚」「青山霊園奥地」から数えて4回目になる。“ヤヴァイ”と、トンネルに入る前から本能が警報を発しているのを無視しての収録だったが、それも限界となった。撮影を早々に切り上げ、トンネルから出た瞬間だった。PPPPPP!という電子音が鳴り響く。ジゴ郎氏の携帯だ。しかも、「非通知」。相手が誰かも解らない。実はトンネルに入る前にもジゴ郎氏の携帯が鳴った。その時は、風さんからの連絡だろうと高を括っていたのだが、これはおかしい。更に言うなら、この場所は山奥であり、携帯の電波はほとんど入らないのだ。全員の携帯が圏外になっていたのも確認している。それなのに…鳴った。これは何らかの警告であったのかもしれない(本当)。

収録後、ジゴ郎氏は謎の手形が付いていたし、私も謎の発熱を生じましたが、全て気の所為です。気の所為なんだってば!気の所為だって言ってくれ…(泣)
全てを終え、エキサイト編集部に帰った私に出迎えてくれた風さんはこう言った。

仕事人・風「編集長さんに、キムさんを縛り上げてトンネルに一晩放置してくれって言われていたんだけど、それはあまりにも酷いんで、止めておいたんですけど…やった方が良かったですか?」

結論:霊より編集長の方が怖い

探偵ファイルに入ってから、どんどん変な度胸がついて行くような気がします(汗)。つーか、シャレにならないよう〜(泣)

注意:犬鳴峠、旧トンネル付近は狭い細道となっております。更に、トンネル内部は本当に危険ですので、真似をしないようにお願い致します。

探偵ファイル・キム ) 協力(探偵エキサイト






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