●更新日 12/06●


非実在青少年から非実在犯罪が規制へ? 都条例改正案



東京都の青少年育成条例の改正案が再び話題になっているようだ。
アニメ・漫画に登場する18歳未満のキャラクター「非実在青少年」の性的描写がある作品を不健全図書に指定、青少年への販売を禁じるという内容の改正案は今年6月に本会議で否決されたが、それに修正が加えられ再度提出されている。

非実在青少年から非実在犯罪が規制へ? 都条例改正案
今年の春、かなり話題になって週刊少年ジャンプにも登場した"非実在青少年"の文言
(参考記事:ジャンプ「いぬまるだしっ!」に非実在青少年の話題が!

今回の改正案は、規制対象が実写の作品や小説を除いて漫画やアニメーションになるという。都知事自身が小説家であり、息子や亡くなった弟が俳優であることと関係あるのかどうかはわからないが。
いずれにせよ漫画家や出版社はかなり今回の改正案を危惧しているようである。11月29日には大物漫画家のちばてつや先生や秋本治先生 、やまさき十三先生などが都庁内で反対会見を行っていた。

非実在青少年から非実在犯罪が規制へ? 都条例改正案
ネットで中継されていたのでご覧になったかたも多いだろう

改正案では

漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの

が規制されるということであるが、今度は「非実在青少年」ではなく「非実在犯罪」を規制するのか? と言われているようである。

非実在青少年から非実在犯罪が規制へ? 都条例改正案
本日発売の週刊プレイボーイでは4ページにわたって特集が


大手出版社につとめる方にお話を伺ったが、「6月否決されたこの改正案、今回成立する可能性がかなり高い」とのこと。 「都側は『曖昧な部分を修正した』とのことだが、全くそう思えない」という。

本日6日には、なかのZERO小ホールで「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」主催による「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」という会合が予定されている。
評論家の呉智英氏、漫画家のとりみき氏や作家の山本弘氏、弁護士の山口貴士氏など錚々たる方々がパネリストとして 登壇する予定だそうだ。興味のある方は参加してみては?



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