佐川急便スタッフが暴挙？荷物破壊と配達拒否を宣言

佐川急便のスタッフを名乗る男性が配信した動画での発言に、注目が集まった。

男性は、「やすひろ」というHNにて以前から各所で配信してきた、ネット上では一部で名前の知られている人物である。普段は引きこもり生活をしている模様で、自宅から映像を配信している。これまでも、両親や他人を巻き込んで、各種の物騒な言動を繰り返してきたようだ。



今回話題になったのは、佐川急便のユニフォームらしきものを着用して配信したものである。動画の冒頭では、「SAGAWA」と書かれたグローブを画面に映して、関係者であることを誇示。そして、「俺のこの手が真っ赤に燃える。メール便を届けろと、アマゾンの商品を届けろと輝き叫ぶ」と絶叫する。

物議を醸したのは、それに続く発言だった。「おまえたちが普段アマゾンで利用している商品は全て、この俺が届けている。つまり、この俺の采配次第で、お前らの商品をブチ壊すことも破壊することも届けないことも、可能なのだよ」という。その後も、シャツの胸元にある「S-STAFF」という部分を接写し、「コスプレじゃないって言ってんだろ」などと叫ぶ。

それどころか、「障害者スタッフじゃないっつってんだろ」、「コスプレでこんなもんくれるわけねえ」、「ありがとうございます、僕、障害者スタッフです」と続く。この人物は、以前にも差別的な発言が問題になったことがあるようだ。ちなみに、YouTubeに転載されていた当該の動画は、本人の申し立てで削除された。



本人が管理する掲示板を見ると、今回の騒動の前には、ついに仕事が見つかったと書いていた。しかし、2010年8月31日には、「佐川が辛すぎて辞めてしまいましたね」とある。本人曰く、仕事に行ったらひどい腰痛になってしまったとのこと。その後、今回の件が話題になると、「佐川のコスプレ着たら爆釣れやがｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」、「8年引き篭もりニートの俺が佐川みたいな重労働出来るわけねーだろカス」と、発言内容が一転した。



9月10日の午後、当サイトでは佐川急便株式会社広報部に取材を申し込んだ。同社では、本件について全く知らなかったそうだ。騒動の経緯を尋ねられたので、詳細に説明したところ、これから確認するとのことだった。夕方に再度連絡を取ったが、まだ細部まで確認できていないため、具体的には回答できないという。




実際にスタッフであるか否かにかかわらず、同社の名誉と信頼を著しく傷つける行為であることには違いない。



探偵T