●更新日 06/15●


障害者がTwitterで性の相談?三宅雪子議員ブチギレ!


先月、国会での転倒が注目を集めた民主党の三宅雪子議員が、またもや新たな騒動を引き起こしてしまった。

2010年6月13日、三宅議員のTwitterに、「おな兄」と名乗る人物が以下のように書き込んだ。「三宅議員は障がい者の性について、どう考えますか。僕は右手の障害で性的欲求を解消することが難しいのです。タブーとされがちな話題ですが、風俗に行く補助金出したり、手コキも介助に入れて欲しい」。

すると三宅議員は、「ハンドルネームといい、あきらかに障がい者をかたった悪質なツイート。許せません。皆さん、この方のプロフィール見てください」と激怒。いたずらと思われる投稿は無視するようにと、人々から忠告を受けた三宅議員だが、「障がい者の方に関することだけは抗議したかったのです」、「アカウント作成日、ハンドルネームで悪質と判断しました」、「障害をもった方への侮辱です」と、怒りがおさまらない様子。

Twitter

一方、「おな兄」という人物は、「すいません。HNは確かにエッチな意味ですが、障害は本当です、そのため欲求不満が募りこんな名前に…。障がい者は性欲持っていけませんか?健常者のように、三宅さんのような生身の女性と触れて射精したい」と返信した。そして15日には、「miyake_yukiko35さんにブロックされてる… 三宅さんのように美しく経験豊富そうな女性になら性の悩みも率直に相談出来ると思ったのに(泣)」と記した。

Twitter

この人物の書き込み内容の是非や真偽はともかく、三宅議員の発言は妥当だったのだろうか。コミュニケーション論を研究する社会学者によると、社会学でも、障害者の性が論点になっているという。障害者を神聖視する風潮や、そのことに対する障害者の認識も含めて、議論がなされてきたとのこと。障害者や風俗業界へのインタビューなども、行われているそうだ。

風俗業界関係者にも話を聞いたところ、障害者を対象とした風俗店は限られているという。しかし、障害者も利用可能であることをHPに明記した店もあるそうだ。通常のコース以外に、SMなどの特殊な内容に対応できる店もあるらしい。一例として、かつて池袋にあった出張型の風俗店には、介護士の資格を持つ女性が在籍していて、きめ細かい対応が可能だったという。

池袋駅

このような状況を、三宅議員は把握しているのだろうか。今回の発言を見る限り、一面的な理解しか持っていないように思われる。



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