●更新日 03/21●


援助交際を迫って釣られる男たち、止まらない画像流出


先日の記事で扱った、援助交際を迫る男たちの画像流出騒動が、その後も続いている。

2 ちゃんねるに立てられたスレッドは次々に停止され、先週ほどの勢いはなくなったが、並行して祭りが展開されてきた他の掲示板に人々が集まり、やり取りがなされてきた。スレッドの停止が重なったため、祭りは終息に向かっていると思われる。だが、区切りがついた段階で、これまでにアップロードされてきた画像やチャットの記録を、まとめて公開しようという動きもある。

前回の記事以降に注目を集めた人物の一人は、チャットの過程であまりにも見事に釣られ、その食いつきぶりや外見が話題になった。釣る側の人間が、自分は他の男とも会う約束をしていると述べると、この男性は嫉妬の感情を爆発。なんとか援助交際をしようと、異常なまでにチャットを続けた。そして、「親にバレた」という嘘に騙されたようで、ついには自身の住所や生年月日等、個人情報が満載の免許証の画像まで相手に送ってしまった。

流出した免許証

2010年3月20日には、今度は新宿駅近辺で、釣られて呼び出された男たちを撮影する計画が立てられた。現場には、今回もスネークの人々が出現した。釣られてしまった人々の中には、服やペットボトルなど、事前に決めておいた目印となるものが完全に一致した人物も。隠し撮りされた画像は、今回もネット上に流出している。

待ち合わせ場所となった新宿駅近辺

撮影されてしまった人物

一連の騒動について、コミュニケーション論を研究する社会学者に話を聞いた。ネットの利用頻度がそれほど高くなく、対面的なコミュニケーションの機会に富む人ほど、騙されやすいのではないかという。そのような人々は、ネット上で釣られる危険性について、自覚が乏しい。それは情報量の不足だけでなく、日頃の対面的な交流の成功が、ネット上でのコミュニケーションにも無根拠な自信と安心を与えている可能性があるとのこと。

また、先週の祭りの際に当サイトの取材に協力してくれた人物から、その後に連絡があった。ネット上に出回っていた画像を一通り確認したところ、本人が僅かに写っているものがあったという。しかし、全く気にしていない様子だ。当該の画像を送ってもらったが、背景に自然に溶け込んでいて、スネークのスネークには見えない。

今回の祭りで釣られた人々の多くは、18歳未満の女性との援助交際を迫っていた。画像やチャットの記録が再流出ということになれば、当人たちには致命的なものになるかもしれない。



探偵T



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