●更新日 02/12●
週刊東洋経済の2月13日号の記事が、現在ネットを中心に大変話題になっている。
しかし現在、こうしたブームは曲がり角を迎えている。ネタ枯れが生じているのだ。目ぼしい版権はすでに遊戯機化され、パチンコに抵抗の強い版権保有者も少なくない。ある遊戯機メーカー幹部は「超人気アニメ『ドラゴンボール』は各社が打診したが、原作者の鳥山明氏が首を縦に振らない」と明かす。
以前よりネットでは、「北斗の拳」や「キン肉マン」、「シティハンター」などジャンプの往年の人気作がパチンコになる中で「ドラゴンボール」は何故パチンコにならないのか ?という話題が出るとき「自分の子どもを賭博屋に売る人間がいますか?」と作者の鳥山明氏が反対しているからだというコピペが貼られることがあった。今回の記事で 、セリフの真偽はどうあれ「やはりパチンコにならないのは作者である鳥山明氏の意向によるものなんだな」ということが裏付けられた格好だ。 今回、パチンコ・パチスロで登場するキャラの音声制作に携わる方のお話を聞くことができたが、それによればパチンコは「かなりオイシイ仕事」だそうだ。収録時間とくらべてギャラが格段にいいので、声優の方にも比較的喜ばれるという。とはいえ 機器の審査とかがいろいろあるので、音声を収録しても実際にその機械が店頭に並んで遊べるのは1年以上後になるとかはザラで、また守秘義務に関する契約も厳しいとのことであった。 ちなみに、パチンコ依存症の親が幼児を車中に放置して……という事件が毎年のように起きるが、それを揶揄してか今回の東洋経済の記事は 「版権パチンコ依存症の苦しみから抜け出すのも、また容易ではない」 と結んでいたりする。 探偵O |
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