●更新日 01/28●


女子高生がバックで駅構内に突進! 〜若者の運転事情




1月26日、九州の女子高校生(18)が運転していた乗用車がバックで駐車しようとした際に、仮設フェンスを突き破って駅構内に入り線路をふさいで停止した。女子高生はアクセルとブレーキを間違えたと言う。この事故は幸いけが人はいなかったが、一歩間違えれば大惨事だった。

今回の事故は初心者のミスとはいえ、ペーパードライバーが増えてきている昨今珍しい話にはならないだろう。
原宿の若者に最近の運転事情を聞いてみると、「車の利用頻度は週2日から」「4年前に免許を取得してから乗っていない」と差があった。都会に住むと車より電車のほうが経済的にも良いという意見が多い。また、運転に自信がある人は30人中9人しかいなかった。


「運転する機会がないから、アクセルとブレーキがわからない!」


いままでの事故について25歳女性に聞いてみると、
「大きい事故はないけど、曲がり角で目視する癖がなくて左折時に人を巻き込みそうになったことがあります。バックしてたらガードレールをずっと擦ってました」という。
車間距離がわからなく前の車と急接近し、危うく玉突き事故を起こす手前だったそうだ。


警視庁の広報担当トウマさんはこう話す。
「車線変更に失敗して衝突事故を起こすなど、こういった初歩的なミスで起きる事故はペーパードライバーに多いんです」

平成20年で約72万人もの免許所持者のうち、10代〜20代前半の免許所持率は約18万人。
そしてその年代の人が起こした事故は平成20年で約1370万件も起きている。


「標識とか意味わかんない(笑)」

せっかく取得した自動車免許。
運転しなければ技術も忘れてしまうだろうが、ちょっとした動作で他人を巻き込む大事故へと発展する可能性がある、ということは心に留めておくと良いだろう。



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