●更新日 01/07●


中学生不正DL問題、教育委員会は調査の有無も公表拒否


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中学生が以前更新していたブログに、昨夏に八ヶ岳で農業体験の行事に参加したとの記述があった。同一年月日に同じ場所でそのような行事を実施した東京都目黒区内の公立中学校に取材したところ、同校の副校長は当該の生徒は在籍していないと述べた。そこで、本件について当サイトでは目黒区の教育委員会に情報を提供した。

教育委員会は独自に調査するとのことだったので、その後の経緯を尋ねるため、再度の連絡を入れた。担当者によると、本件が仮に事実だった場合、同様の問題が繰り返されないためにも、各学校への指導の徹底を図るとのこと。また、今後の対応策について、警察にも相談する予定であるという。



しかし、どのような調査をしたか、どんな結果が出たかということについては、中学生の「個人情報」を理由に回答できないそうだ。中学生が実際に区内のいずれかの学校に在籍していたのかということではなく、「調査を行なったかどうか」も答えられないという。「教育委員会による調査の有無も、なぜ個人情報の一部に該当するのか」と個人情報の定義について繰り返し質問したが、回答をはぐらかし続けるのみだった。

一方、中学生本人を名乗る人物は、被害に遭ったという人々や2ちゃんねるに仕掛けられたトラップによってIPを抜かれ、都内から書き込んでいると判明。そして、当サイトが記事にする前から、ネット上には中学生の自宅住所とされる情報が出回っていた。また、本人は過去にネット上で、公立の学校に通っていると発言していたようだ。



もしこれらの情報が全て正しかった場合、当該の住所の住民が通う公立の中学校は、当サイトが副校長に取材した学校である。そして、当サイトで調べたところ、八ヶ岳の農業体験で、この学校と同一年月日に同じ期間にわたって実施した学校は全国で5件あった。そのうち、都内の学校は、当該の中学校のみである。ここまで偶然が重なることがあるだろうか。そのことを教育委員会に話したところ、担当者は沈黙し、回答はなかった。



教育に携わる人々が、嘘の証言や事なかれ主義の解決を試みているはずは絶対にないと信じたい。万が一、そのようなことが発覚したならば、目黒区の教育の在り方を問われる、とんでもない問題に発展するだろう。

※関係者からの情報を募集します。よろしくお願い致します。



探偵T



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