●更新日 08/24●
エセチャリティ? 24時間テレビにネットで根強い批判
今年も8月29日午後6時30分より日本テレビで「24時間テレビ 愛は地球を救う」が放映される。
以前、芸能探偵の記事にてお伝えしたが、今年はいろいろと不安要素が囁かれている模様(参考記事)。
24時間テレビと言えば、何故走るのかよくわからないがとりあえずタレントによるマラソンがおなじみ。かつては西村知美が走ったときに「ワープ疑惑」が囁かれたり、3年前にアンガールズがマラソンランナーをつとめた時は、沿道で近づいてきたおばあちゃんをスタッフが「さわらないで!」と恫喝したりしてプチ祭になったりした。
恫喝したスタッフのポスターも作られた
その24時間テレビ、ネットでは「偽善」「エセチャリティ番組」などといったいう声があり、あまり評判がよろしくない。
サイゾー9月号では「外国人も呆れる"エセチャリティ"『24時間テレビ』最大の過ちとは」という記事が掲載され、それのネット版がアップされるとかなりの反響があったようだ。
記事の中身は、
「タレントのギャラの総額は2億とも3億とも言われている」
「海外のチャリティイベントでギャラが発生する話はあまり聞かない」
などといった内容。
・91年の司会に起用された帰国子女の西田ひかるが、「まさか出演料が出るとは思わなかった」と、"日本式チャリティ"のやり方に唖然としたという話は今では語り草だ
・ビートたけしはオールナイトニッポンで24時間テレビについて「ヨダレ垂らした芸能人どもがめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな。チャリティっていうくらいならおまえら全員ノーギャラで出ろよ!」と吠えて喝采を浴びた
といったエピソードも紹介されている。
2ちゃんねるでは、震災での援助活動などを行うにあたって「しない善よりする偽善」もしくは「「やらない善よりやる偽善」」という格言がよく使われたりするのだが、24時間テレビに関しては
「チャリティ番組ではないチャリティ"風"の番組」
「視聴者参加型募金番組」
「障害者を見世物にしてカネを稼ぐ悪俗番組」
などといった辛辣な声もあり、あまり受け入れられていないようである……。
探偵O
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