●更新日 05/09●


一橋大学の学生が英語の成績を捏造して就職活動成功?


一橋大学商学部経営学科の学生が、不正な手段で就職活動に成功したとブログで堂々と告白していたことが発覚した。

問題視されているのは、「ボースカファンの一橋Junk Story」というブログの2009年3月27日の更新だ。就職活動の結果が出るのを待っている状態とのことで、これからの方向性について書いている。その中の「やらなきゃいけない事」という項目に、以下のような記述があった。

「・TOEICの勉強 →残念ながらこれはガチで必須ですw なぜなら第一・第二志望のESで水m(ry ちょっと本気で勉強しないと色々とまずそうなんで、昨日あたりから久しぶりに速読速聴英単語やり始めましたw 能力向上に飯ダネのプレッシャーがかかっていることを非常にしょうもない形で実感しています。。。来年の今頃には800越えを目指してがんがります。」


ボースカファンの一橋Junk Story


4月23日の更新には、前日に第一志望の企業から内定が出たので来年4月からそこで働くことになったとの報告がある。この人物は、mixiに平仮名表記の本名で登録していた。プロフィールには「一橋大学(今ココ)→某カネ・ミズ・イエ・くぱぁコンサルティング・ファーム(内定)」とあった。更にmixiの4月11日の日記のコメント欄には、「うん、P○Cだよ」と記していた。


mixiコメント


これらの記述から、内定先はPwCであることが判明。水増しして申告した以上のスコアを就職時までに出せばよいという発想だったのかもしれない。とはいえ、このような行為は悪質であり、許容されるものではないとの意見が出ている。探偵ファイルでは一橋大学に電話取材を申し込んだが、週末で担当者が不在とのことで、大学がどこまで事実確認を取れているかは不明である。

この人物は、東進ハイスクールに勤務し、HPでも就職活動についての連載を持っている。勤務先にも電話取材を申し込んだところ、今回の件に関しては当サイトからの連絡で初めて知ったそうで、これから詳細について事実確認を行うとのことである。連載では、就職活動の合否の大半は運によって決まると書いていた。不正行為が発覚しなかったから、運がよかったということだろうか。


東進ハイスクールHPにある顔写真


ブログやmixiは既に削除されたが、証拠を消せば済むというものではない。ブログには「4月はガチで予定がありませんwこれから徐々に廃人生活への回帰をしていくことと思いますね」とあったが、これからまた忙しくなるに違いない。



探偵T



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