●更新日 04/09●


さとう珠緒「外人と違い日本人は汚い」発言に異論続出


タレントのさとう珠緒の試写会での発言に対して、ネット上で異論が提起されている。

騒動の発端は、「シネマトゥデイ」に2009年4月8日に掲載された記事「さとう珠緒、やっぱり外人すてき!37歳の若さで急逝したアノ男性をしのぶ」。映画「ベルサイユの子」試写会が7日に行なわれ、さとうは出席者の一人だった。その中で、さとうが発した言葉が思わぬ反響を呼んでしまった。

当該の発言とは、「海外の方って、どうして小汚くしてもカッコイイんでしょうねぇ〜」、「ジョニー・デップさんとかもそうですね。日本の方には難しいですよね、ただ汚いだけになっちゃう……ウフフ」というもの。記事では、これらを「軽く爆弾発言(?)」と書いているが、「軽く」で済む話ではなかったようだ。ネット上では、さとうに同意する意見も少なからずあるが、批判的な論調の見解が続出した。



傾向としては、さとうの認識に疑問を呈するものが多い。例えば、「外国人でも汚く見える人は少なくない」、「和服に関して同じように言えるとは限らない」、「日本人が白人の美的基準に合わせているだけではないか」といったものが目立つ。また、「さとうは外国人にコンプレックスを持っているに過ぎない」、「日本人であることを卑下しすぎではないか」と、さとうの主張を全面的に否定する意見も見られた。

さとうへの非難がネット上で展開されたことは、過去にもあった。「WEBダ・ヴィンチ」の「さとう珠緒のバカブックガイド〜恋愛教科書編〜」では、2005年8月2日に「オタクを愛せる女、愛せない女」と題して持論を語った。電車男の行動を批判し、「キモいものはキモいんです! 「萌え〜」ですって!? もう一回、言わせてください。キモい!」と述べた。これに対して、予想通り多くの批判的な意見が続出することとなった。



オタクもいいかなと以前は考えていたそうで、「たぶん、あの頃は「オタクも愛せる私って素敵」なんて思っていたんでしょうね」とのこと。「女の子はこうじゃなきゃいけない」という幻想、のび太のような願望を持つオタクが多い日本は、ロリコン汚染されているという。「秋葉系の人口を減らせ! そしてロリコンの犯罪を防げ!」と結論している。



「私って女の人にこれだけ嫌われているのに男の人を敵に回したら味方がいなくなっちゃいますよね?」というが、この度の発言では男女を問わず刺激してしまったようだ。




探偵T



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