●更新日 01/19●


混乱必至!? 流出事件続報・サンクリ43中止に!


先日のニュースウォッチにてお伝えした、同人誌イベント「サンシャインクリエイション(サンクリ)」の情報流出事件。

・同人誌イベント参加者の個人情報が大量流出!

同人作家のみならずイベントに参加していたプロの漫画家などの個人情報も大量に流出してしまったわけだが、18日の夕方に当のクリエイション事務局がHPのトップにて「個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ」という題目で見解を発表。個人情報流出に至る経緯などを発表した。


サンクリHPのトップページより

それによれば、
当該イベントにてスタッフ作業を行っていた元スタッフが、個人情報を含むファイルを、2002年頃より断続的に無断で自宅に持ち帰っておりました。その後も当該ファイルを削除せずに自宅のパソコンに保存していたところ、ファイル交換ソフト「Winny」使用によるウイルス感染が発生したため、流出したものであることが判明いたしました。
とのこと。
これを受けて、4月12日に開催する予定だった「サンクリ43」は中止と相成ったようだ。2月8日にも「サンクリ42」が開かれる予定だが、流石にこちらは日時が迫っていることもあり、中止すると更なる事態の混乱が予想されるとみえてそのまま行われる模様。
ネットでは「42に参加予定のサークルは、入稿を済ませていたりするところも結構あるだろうから中止となると厳しいだろう」という声もあれば、「42も中止すべきだ」といった声もあり意見は分かれているようだ。今回情報が漏れたと思しき参加者の方々の「引っ越し費用を負担して欲しい」といった書き込みも多数なされていたりする。
サンクリHPには、2007年6月に作られた個人情報保護の取り組みについてというページもあるのだが、未だにそのままアップされているのも批難されているようである。

ちなみに、この情報流出事件に関して、自身の情報も流出してしまったと思しきイラストレーターの西又葵先生はブログにて

とメッセージを残している。


あきたこまちの米袋に西又先生デザインのものにしたらバカ売れしたことでも有名

現在、リストを入手した者の中には、漏れた有名作家のリストを2chなどに貼ったり、グーグルストリートビューで入手した住所を検索したりしている者もいるようだ。
いずれにせよ、西又先生もおっしゃっているように個人情報を見てしまった方の良識ある行動を願うしかない状況にあるのは間違いなさそう……。




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