●更新日 01/17●


同人誌イベント参加者の個人情報が大量流出!


ネット上で、またもや大規模な情報流出騒動が発生してしまったようだ。今回は、同人誌関連のイベント参加者の個人情報の漏洩である。

騒動の発端は、2ちゃんねるの「仁義なきキンタマ ウイルス情報 Part82」というスレッドへの2009年1月16日の書き込みだった。「yamaのドキュメント」と題されたもので、「サンシャインクリエイション。SC17〜SC33までの申込者名簿(名住電その他)やスタッフ名簿延べ2万人は超えてそう。今年1月の流出。コスプレ写真が少し。Tabはアニメ」との説明があった。


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サンシャインクリエイションとは、同人誌の有名なイベントの一つで、定期的に開催されている。イベントに参加するに際しては、同人誌サークルごとに事務局を通じての事前の申し込みが必要である。そのようにして参加していたサークル関係者らの個人情報を中心に、このたび大量に流出してしまった模様だ。

サンシャインクリエイションの公式HPには、今回の件についての説明が17日に掲載された。個人情報流出に関して、事務局に情報が寄せられたという。「現在、事実確認およびそれに関する調査をおこなっておりますが、事実関係を確認し次第、速やかに公表およびご連絡をさせていただきます」とのことだ。


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情報を流出させたとされる「yama」という人物は誰なのか、この人物が本当に流出させたのかといった議論が、ネット上では展開されてきた。そうした中で、ある人物のmixiが挙げられ、注目が集まった。都内在住の30歳の男性で、職業は「販売系」。プロフィールでは、趣味として漫画、ゲーム、インターネット等を挙げ、自己紹介にも自身の愛読する作品が大量に記されていた。

「好きな休日の過ごし方」には「イベント関係」とあったことから、信憑性が高いのではないかとされた。一方、当該のmixi利用者と同姓同名の人物の名前が、今回の流出したデータの中からも見つかった。流出したサークルリストやアンケートに関するファイルの作成者名が、この人物の名前であることが確認されている。


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イベントには大手のサークルの参加もあり、そこには業界の有名人らも名を連ねている。そのような人々に対して、ファンらによるストーカー行為等が以前から繰り返され、深刻な問題となってきた。そのため、今回の個人情報流出をきっかけとして、新たな問題が発生するのではないかと危惧する声も続出している。



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